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自己肯定感✨

爽やかなお天気が続いていますね。

先日、息子の部屋を少し整理していると履歴書のコピーが出てきました。

どうも専門学校の時にアルバイト先へ提出したものらしいのですが、志望動機.自己PRとして
「学校で身につけた知識、経験を生かしたい」
「〇〇(アルバイト先)の魅力を伝えていきたい」
「相手がどのようなコミュニケーションを求めているかがわかる」
「積極的に行動していくことができる」
と記載されてました。

一枚の履歴書、短いながらもそこに息子の成長が詰まっているのを感じました✨

自己肯定感が得られなければ、書くことはできなかったことでしょう。

この『自己肯定感』がとても大切だと支援の中で教えていただきました。

それは、思春期の子供達にも、そして私達親にも生きていく上で支えになることだと感じています。


私達が受けた支援

先日、ちゃろさんがブログに藤本先生がご寄稿された記事をアップしてくださいました。
         
「不登校の親の対応!専門カウンセラーのFHEの藤本先生に聴く」
        ↓

お子さんが不登校になって情報を求めていらっしゃる方の力になれれば、というちゃろさんの思いに、先生がこたえてくださったからこその圧巻の記事だと感じました✨

また、現在支援中の方にも。
今受けている支援をどういった経緯で決めたのか、本来どういった支援なのか、改めて考えていただけたら嬉しいです。

そして支援を離れた私自身、読ませていただき支援を受けて良かったと再認識させていただきました。


発達理論

私達親の世代は、発達理論でいう壮年期にあたります。

いきなり壮年期からになってしまってますが、エリクソンの発達理論では、第1の乳児期から始まり発達を8段階に分けています。

各発達段階で発達課題(危機)が発生しますが、課題を克服していくことが出来なかったり、その課題自体がなかったりすると、次の段階以降の成長に歪みが生じてくるということです。

この発達理論、支援当初はよくわかりませんでしたが、今はとてもよく理解出来ます。
なぜかというと、
実際に、この理論に基づいて支援をしていただいたからです。
その年齢に応じた発達課題をクリア出来てきたか、また、現在出来ているかということが大切だとわかってくるのです。

我が家のケースであれば、息子は発達段階の第5段階である青年期(思春期)に大きな危機が発生しました。
第5段階から遡って歪みを整えていただき克服させていただきました。

子供達にはこの先、成人期、壮年期、老年期と段階を進むにあたりそれぞれの課題が出来てくるであろうと予測できますが、その時はきっと自分の力で乗り越えていってくれると思います。


そして親である私達は第7段階の壮年期(成人期)にあたります。
私達の課題は、最も大切な子供達の危機でした。
息子の不登校、娘にも危機はありました。
自分達を犠牲にしなければならない場面もありましたが、それでも余りあるものが得られていると感じています。

この壮年期の発達課題を達成することが、その後の人生である老年期に影響していくことになると考えられます。

今、自分自身以上に大切な子供達を全力で危機から乗り越えさせてあげられたと感じ、
課題は克服出来ているのではないかなと実感しています。
夫婦で共に、子供達のことでこんなに一生懸命になったのですから悔いも残らないものだなぁ、と思っております。

次の老年期まであともう少し?
いえ、まだまだ先と思うことにして人生を楽しんでいきたいと思います。


追記させていただきますm(__)m

自分で読み返して、やはりわかりにくいかなと思いました。

8段階の各ステージは

⑴乳児期、⑵幼児前期、⑶幼児後期、
⑷児童期、⑸青年期(思春期)、⑹成人期、⑺壮年期、⑻老年期

で、そのステージごとに発達課題があるという考え方です。

支援が進むと、実際に家庭内で対応していただいたことや自分達がやってきたことを理論に落とし込むことが出来るようになりました。

息子の場合は
⑸青年期の課題を乗り越えさせていただき、
⑹成人期のステージで今頑張っています。

私自身は⑺壮年期、現在進行形です。
子供達が課題を乗り越えそれぞれ次のステージに立って歩めていることが、自分自身の課題を乗り越えたことにもなっています。

そして課題を乗り越えると大きな成長を実感することが出来、それが自己肯定感を高めてくれることにもなると感じています。