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あんずさんからご寄稿いただきました✨

 

あんずさんは、息子さんが中学生の時に不登校になりファーストホームエデュケーション(FHE)の支援で復学されました。
息子さんは、不登校期間が1年以上でしたが復学してからは無遅刻無欠席を継続されています。

高校入試、大学入試と乗り越えて今は就活に向け頑張っているそうです。

あんずさんにはFHE親の会の開催にも初回からご尽力いただき、後輩お母さま方や先生方から、家庭教育相談士としての信頼も絶大です。  


私もいつも頼りにさせていただいています。

今回、息子さんの成長を記事にしていただきました!


✨🌺✨あんずさんの記事✨🌺✨


我が家は、息子が中学1年の時に、1学期5月頃から五月雨登校が始まり、2学期から完全不登校になりました。

その後、FHEで支援を受け、不登校期間1年2か月後の中学2年の2学期に復学させていただくことができました。


支援を受けるまで、そしてその後のことなど、我が家の経緯は

ちゃろさんのブログ
『不登校から自立~復学支援から学んだ家庭教育』
にも紹介していただいています。
 
『あんずさんの不登校その後』

             ⬇︎
http://futoukoufukugakusien.com/fukugakusienn/siennsotugyougo/annzu/

不登校期間は、
「親として息子の初めての中学生活、なんとか過ごさせてやりたい」そんな思いとは裏腹に、
「学校に行けない・・・」動けなくなって、玄関先でうずくまってしまう息子に向き合う、本当に辛い日々でした。

思い起こせば、私は息子に対して小さい頃から過干渉というか、失敗させないように先回りしてきたことが多かったように思います。

藤本先生には、私が記録した日々の息子との会話ノートの分析から
「お母さんの会話は、味付けが濃すぎる」とご指摘をいただきました。
よかれと思って、あれこれ「こうしたら・・・ああしたら・・・」と指示や提案ばかりしていたようです。
「ああ、確かに・・・」改めて、自分の会話から具体的に指摘を受けたことで、自分から発する言葉に気を付けるように心がけました。


先日、息子から自分が不登校だったころのことを初めて話題にしてきました。
今まで自分から当時のことを話してきたことが一切なかったので、親としても驚きでした。 

息子は現在、大学4年になり就職活動をしていく中で、「自己分析」をする機会があり、今までの自分を振り返ったのでしょう。

「あのころは、勉強・部活・塾で中学生になってやることがいっぱいいっぱいになって、とにかくそれから逃れたかった。ゲームを思いきりしたかった。」と言っていました。
「正直なところあまり覚えてないんだけど…」
「休んでいくうちに、行きにくくなっていった」とも言っていました。


自分から動くことが難しくなっていた息子を、支援を受けることで、救っていただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。


支援を受けて復学してからも、継続登校は不安の日々です。
さらに支援を受けながら、継続登校で日々を積み重ねていくことの大切さも学ばせていただきました。


自分の子どもが不登校になったときに、子ども自身が悩んでいるのはもちろん、親もこの状況を誰にも話せず、孤独な状況に陥ります。

誰に相談したらいいのか?誰にでもできる話ではない。でも、同じような経験をしている人とつながりたいという気持ちになっていきました。

そんな時に、「親の会」に誘っていただきました。初めの頃は、参加することで自分の中のもやもや、ざわざわした気持ちを聞いてもらえる、共感してもらえる、自分だけじゃない皆さんもがんばっているんだと思うことができました。

最近では子どもが成長していく中で、「親の会」に参加することで大事なことを再確認することができ初心にかえることができます。私自身、学ぶことも多く大きな支えになっています。


来月「FHE親の会in関東」が開催されます。

第1回目から参加させていただいています。
もともと関西で開催されていた親の会、関東ではまだ開催されたことがなかったのでLotusteaさんから「関東でもやりましょう!」と声をかけていただき、2012年1月より始まりました。
今回で21回目を迎えます。

「親の会」開催にあたり、Lotusuteaさんには、いつもお店の選定や出欠の確認、先生との連絡等々、様々な細やかな配慮をしていただいています。お忙しい中、本当にありがとうございます。

ブログでも紹介してくださっていますが「辛い時期を経験したからこそわかりあえる気持ちを大切に、互いに尊重し合える会でありたい」…
これからも大事にしていきたいですね。

今後ともよろしくお願いいたします。


✨🌺✨🌺✨🌺✨🌺✨🌺✨🌺✨
 
 
就活に向けて、自らを振り返っている息子さん。

子供たちもそれぞれ不登校期間を自分の中で落とし込む時期を迎えていると思うと、とても感慨深いものがあります。

自分の人生を振り返り、不登校期間があったことを認識した上で今の自分と向き合うことが、新たなスタートのエネルギーになるのではないかと思います。

また、ご家族が向き合い支え合う姿勢をあんずさんのご家庭を通して学ばせていただきました。

どんな状況になっても家族がそれぞれの立場を理解し尊重し支える。
家族が一丸となる、ってこうゆうことなのだなと思わせていただきました✨

この度は記事のお願いを快くお引き受けくださりありがとうございましたm(__)m
これからも、どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)