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より良い状態に高める✨

ファーストホームエデュケーション(FHE)では、『FHE親の会』を関西と関東で開催しています。

昨年は合同会も開催していただきました。
支援を受けたご家庭とお子さんの成長、支援の先生方や支えていただいた学校の先生、お友達、周りの方々への感謝。
皆さんがご自身の経験をユーモアを交えながらお話しくださることも素敵だなと感じています。

最初のゼロ会を藤本先生がベースを作ってくださり、次の会からは親御さんたちが自ら作っていく。
これも先生のご指導✨
「親としてやることをし、あとは信じて見守る」

先日の先生のブログ記事、プログラム学習法を読ませていただき改めてそう感じました。


そして関東親の会のスタート当時のころの我が家を思い返してみました。


高校1年で大崩れ


関東の親の会のスタートは2012年の1月で、息子は高校1年生の3学期を迎えていました。

中学2年で不登校になり再登校をし、最初は時々お休みしていましたが徐々に安定し、中学3年になると周りの雰囲気にとけ込み受験モードにも入ることができました。 
志望校を決めることができ、卒業後の目標に向かって進んで行きました。

高校は自宅からも通いやすい進学校に入学。文武両道で人気のある学校です。
部活も楽しそうに頑張っていたようでしたが、1学期後半から様子が変わってきました。
しだいにネガティヴ発言が増え時々お休みするようになっていきました。
そのような状態で夏休みにすべりこみました。
申し込んでいた夏期講習には行かなかったのですが、部活には行っていました。
ところが8月に入ると自分の部屋から出て来なくなりました。
食事の声かけをする為に息子の部屋のドアをノックして開けると、PCの前で小説サイトを読んでいました。

夏休み後半をずっと毎日毎日小説サイトを読んで過ごしていたようでした。
部活に出なくなったので、心配して先輩から自宅にお電話をいただくようになりました。
初回は電話に応じましたが次からは出なくなりました。

そして夏休み明けからは登校しませんでした。
毎朝ベッドの上で頭から布団をかぶっていました。

それでも、支援していただきながらなんとか動けるようになり、週の半分を休みながら登校していた時期でした。

思春期鬱の状態、ということでした。

親の会を計画した当初は息子がそのような状態になるとは思ってもいませんでした。
息子の状態が不安定になり
「登校が安定していないのに、主になって会を開催して良いのだろうか」と自問していました。

「親が変われば子が変わる」という家庭教育を実践していても息子に効果を感じられない現状をどう捉えればいいのかわかりませんでした。

息子が鬱状態になると、私も引き込まれていくような感覚にもなりました。
胸に鉛のようなかたまりが閊えているような、底なし沼にいるような。

ですが、上の娘はどんどん吸収し成長しているのを実感していました。
いろんなことがあっても乗り越え強く優しく活発になっていっていました。

それに応援してくださるお仲間の皆さんもいます✨
「とにかくやってみよう」


関東の親の会をスタートしたころ、我が家はそのような状況でした。


親の会で学んだこと


会のスタートにあたり、自分の中で方向性を決めていました。

でも実際には想像を遥かに超えるものでした。

誰にも話せなかったことをみんなで話し合うことができ、そして楽しい✨

不登校になる要因は各ご家庭、そのお子さんによって様々です。

それぞれのご家庭でそれぞれの問題を抱えていらして、皆さん大変なのだということを目の当たりにしました。

お子さんには個性がありますが、その個性が突出しすぎているため問題になっている場合があることも知りました。

また、開示していいこと、大切に守るべきことも会を通して教えていただきました。

全てのことが勉強になりました。

「皆さんも頑張っていらっしゃる!私も明日から頑張ろうp(^_^)q」
心からそう思うことが出来ました。

以来、会を重ねて参りましたが今もベースは変わりません。

皆さんも、あのギリギリの気持ちを経験されていらっしゃいます。
息子が鬱状態であっても私は私として楽しめることを楽しみ、学べることは学んでいこう、
そういう気持ちにさせていただきました。


家庭教育セミナー

我が家は復学支援を通じて
『家庭教育推進協会』から、メンタルフレンドの先生に訪問していただいていました。

家庭教育推進協会では年に数回「家庭教育セミナー」も開催してくださっています。

私も第1回から、多分ほとんど参加させていただいてきたと思います。
難しい内容をわかりやすく教えてくださいます。

勉強していくと、家庭教育をはじめ、息子のことも徐々に理解できるようになりました。

息子のように特性があると対応も難しく時間もかかるのだと思います。
でも、息子に合わせた対応を重ねていけば例え時間はかかっても成長させてあげられる、ということもわかってきました。

息子のことをはじめ、娘への対応、家族、職場での関係にも参考にさせていただいています。


今月「家庭教育セミナー」が開催されるそうです。
家庭教育を学べる貴重な機会で、私も9/14のセミナ-と懇親会に申し込み致しました!
            ⬇︎
https://www.fepa.or.jp/contact/seminar.php


初参加やお一人でのご参加でちょっと心細いと感じていらっしゃる方がおられましたら、よろしければ会場でお声をかけていただけると嬉しいです。
楽しみにしています(^^)/
 
どうぞよろしくお願い致しますm(__)m

🍁遅くなってしまいましたが、合同会で京都へ伺った時の写真をアップしました⛩🍵
その節は皆様に大変お世話になりありがとうございましたm(__)m
また、その時に伺った貴重なお話しが、その後とても参考になっています!
やはり情報交換できるってありがたいなと感じています(^^)