夏休みに娘と過ごし、
藤本先生のブログ記事を読ませていただき思い出したことがありました。
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上の娘と私との親子関係についてです。
私と娘との親子関係については、息子の復学支援をお願いして最初に会話ノートを藤本先生にお送りしてから、
すぐにご指導いただきました。
「仲がいいのは良いけれど、お母さんが、お姉ちゃんを大人扱いしすぎています。
まだ高校生なんだから、かわいそう。
今はまだ大丈夫ですが、このままだといつかお姉ちゃんがお母さんをぬかしてしまうかもしれません」
ということでした。
会話ノートからは、会話方法だけでなく家族構造がわかるんですね。
先生から、これからは
「お姉ちゃんも子どものひとりで、高校生として接すること。
お母さんは、お姉ちゃんの少し年の離れたお姉さん的な立場をキープしてください。
常にお母さんがお姉ちゃんをリードしていくこと。お姉ちゃんをお父さんのように扱わないこと」
と教えていただきました。
わかりやすい言葉で説明していただき当時の私でも理解できました。
主人が単身赴任ということもあり、私はしっかりしている娘につい頼ってしまっていました。
娘を主人の代わりにして、いろんなことを話していました。
私は「家族療法」という意味をわかっているつもりでいましたが、
頭でわかっていても、実際にやっていることは違っていたのです。
支援が進み家庭教育を学んでいくと、最初に先生からご指摘いただいた、家族間には目に見えない境界があり、上の子との距離の取り方が必要なことが実感としてわかってきました。
我が家は、上の子との友達親子から、母子依存になりかけていたのだと気がつきました。
そのままだといつか、子供上位になっていた可能性があったと思います。
これは下の子が不登校のご家庭には多いケースと言えるかもしれません。
例えば、
下の子が問題だから他の家族は正常というような図式を描いたり、
夫婦のパトーナーシップの不足を上の子どもをパートナーにしてしまうことで親が楽をしてしまいたくなることだったり。
それは具体的には、本来なら父親と相談する下の子の問題を上の子と相談してしまったりすること、などがあるのだと知りました。
下の子の支援のことを上の子につい話そうとしてしまったり、ですね。
上の子を親側に立たせてしまうことは、上の子と連合してしまうことになります。
両親連合ではなくなりますね。
まさに私も、問題があるのは下の子だけと捉えていましたので、上の子を間違えて親側に立たせてしまうところでした。
我が家のお姉ちゃんは親側にまわりたがる傾向もある子でした。
娘をお父さんのかわりにして頼りたくなる時は確かにありました。
それは私自身の弱さからそうなってしまっていたと思います。
娘の為にはなっていませんでしたし、家族全体のためにも変わらなければと思いました。
上の子をパートナーに昇格させてはいけないんですね。
家庭という船の舵を取るのは両親で
子供に舵を取らせてはいけないことに気づかせていただきました。
そのことをすぐにご指摘いただき親と子の立場を守るようご指導いただきましたこと、
そして、そこから娘との関係を見直し距離を取り守り続けたこと。
それがどんなに価値のあることなのか今ならよくわかります✨
そのベースを作っていかないと、その後の家庭内での対応が子供に入っていかないんですね。
ですから、そのベースを作ることが出来れば家庭内対応の効果が出やすくなると言えます。
そのようなことを痛感させていただきながら、家庭内対応を積み重ねて来ました。
そんな中、娘とのことで思い出深い対応をさせていただいたことも思い出しました。
次回、記事にさせていただきますね!
暑い日が続いています🎐
夏の疲れが出るころですので、体調に気をつけながら毎日の家庭内対応、頑張りましょうね(*^^*)