🌸4月2日(日)に、全国FHEオンライン親の会を開催させていただきました🌸
ファーストホームエデュケーション(FHE)代表の藤本先生、
家庭教育推進協会から事務局長のS先生、A先生をお迎えして、今回もたくさんの皆様が全国から集まってくださいました。
ちゃろさんが会の様子をブログで紹介してくださっています!
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春の親の会は新年度ということで、
今年も進級、卒業、新社会人になられたお子さん達のお話をたくさん伺いました。
今回も第1部は全体会、第2部はグループセッションで進め、皆様の近況を伺ってから先生方にお話を伺う形式でした。
ほんの一部ですが、ご報告させていただきます。
第1部 全体会
🌼きのこさんからスタートのご挨拶をしていただきました🌼
本日はお忙しい中お集まり頂き有難うございます。先生方ご多忙の中有難うございます。
コロナ禍で始まったオンラインでの親の会も皆様のおかげで、第7回を迎えることができ全国の皆様と繋がることが出来て幸せに思います。
ご卒業、ご入学、ご進級おめでとうございます。
うちの長男は春に復学させて頂いたので、この時期になると復学日のことを思い出し、先生方には感謝でいっぱいになります。
「学校思ったよりこわくなかった」帰ってきてから長男は言いました。
それでもいろんな日があって、学生時代、社会人になってからも、順調な日々もあれば、
やっぱり怖くなったり面倒になったりで止まってしまうこともありました。
そんな時私の力になってくれたのは、先生方の支えや教えてくださって学んできた事、一緒に頑張る仲間の存在、そして復学した日に見れたあの子の姿でした。
止まってしまうことがあっても、何度でも立ち上がれることも積み重ねた日々の中で知りました。
今日参加してくださった皆さんも、お子さんが不登校を経験されてからたくさんの日々を重ねてこられた方、またこれから先生のご指導のもとお子さんの成長を見守る日々を重ねていかれる方、さまざまだと思います。
嬉しかったこと、頑張ってきたこと、不安に思っていること、どうかここでお話しください。
皆さんのお話から、一緒に喜び、その頑張りに感動し、一緒に考えることで充実した時間を共に過ごし、また明日からの力にして頂けたらいいなと思います。
それでは、第7回全国FHE親の会を開催させて頂きます。
全体会では今回も藤本先生からとても大切なお話をしていただきました。
難しかったですが、一緒に復習してみましょう!
問題所有の捉え方に注意
★問題所有の原則
まずは問題所有の原則からおさらいしてみます。
問題所有の原則は、問題が起きた時、その問題の所有者は誰かということです。
そして解決すべき人に解決させてあげるようにします。
親子の問題所有は成長に合わせて変化させていく必要があると教えていただきましたね。
特に母と子は、最初は一心同体で完全に問題を共有しているところからスタートします。
子どもの成長、発達段階に合わせて徐々に問題を子に所有させていくわけです。
不登校支援を受けると、問題所有もそのお子さん、そのご家庭に合わせた問題の持ち方をご指導いただきます。
先生からは、
「子どもが穴に落ちないようするのではなく、穴に落ちても這い上がることができるよう力をつけてあげる。
そして、その穴がその子にとって這い上がることが困難な深い穴だと判断し必要なら助ける」と
教えていただきました。
★ポイントは3つ
さて、先日の会で先生から問題所有の捉え方の3つのポイントのお話をしていただきました。
①子どもが自分の問題と捉え解決すること
②子どもの問題ですが親のプロンプト(手助け)が必要な問題
③プロンプトフェイディング
例えば、毎日の登校は子どもの問題ですね。
自分で考えて、登校が自分の為に必要だと自分で決めて登校します。
登校していれば、時には忘れ物をしたり、宿題を忘れてしまったりする日もあるでしょう。
そういった失敗も経験し、お友達に借りたり、「次からはこうしよう」と、
周りのみんなに感謝したり、次の行動目標につなげていこうと考えたり、問題を解決する力を育んでいきます。
子どもが不登校になり
「学校へ行きたくてもいけない」
「どうしていいかわからない」
「助けてほしい」と悩みもがいていたら、、、
登校は子どもの問題ですが親のプロンプトが必要な問題と捉え手助けをします。
方法は、その子、そのご家庭によって違います。
そして、前回の親の会でもお話しくださいましたが、プロンプトは徐々に弱め消していきます。
いつまでもずっと手助けを続けるのではなく、少しずつ弱めていきやがて一人で出来るようにします。
3つのポイントの捉え方
ズレないように注意していきたいですね。
第2部 グループセッション
いつものようにちゃろさんがグループ分けをしてくださいました。
今回、グループセッションも2回出来ました。
第1グループは、関西と関東、第2グループはシャッフル機能で分けてくださいました。
第1グループでは、「皆さんに聞いてみたいこと」と題して学級会のような形式で、お話ししました。
登校すると子ども達は毎日学校で様々な課題に直面します。
自分で考えて乗り越えたり、お友達や先生、お母さんに相談したりしながらクリアしていきます。
それを見守るのはちょっとシンドイ時もあります。
でも、それもこれも登校しているから、行動しているからこその経験だということを忘れたくないですよね。
第2グループはシャッフル機能でランダムに、4~5人グループでお話ししました。
親の会の意義についても少しお話しする機会を作っていただきました。
復学して登校が落ち着き支援を離れると、対応が元に戻りやすいというお話を時々伺います。
自分でも気が付かないうち対応が傾いていくことがあると思います。
そんな時、親の会を是非利用していただきたいと思うんです。
対応は根気が必要な時もあります。
根負けしそうになることもあるかもしれません。
でも、1人じゃないです。
親の会の皆様とお話ししているうちにあたたかい気持ちになり不思議と力がわいてくると思います。
FHE親の会は、FHEで支援を受けられていらっしゃる方、支援を卒業された先輩方の集いです。
久しぶり、という方も是非ご参加いただけたらと思います。
解散(^_^)/
🌷ちーこさんに、お別れのご挨拶をしていただきました🌷
皆様大変お疲れ様でした。
第7回のオンライン親の会も無事に開催する事ができました。これも参加して下さる皆様のおかげです。感謝しています。
先生方もお忙しい中お時間を割いて下さり感謝の気持ちでいっぱいです。
私は毎回皆様のお話をお聞きする度に胸がグッときてしまうのですが、今日もやはり感動の嵐で胸がいっぱいになりました。
受験に合格、そして、ご卒業にご進級、ご就職とおめでたい話もありました。改めて、おめでとうございます。
今日は新しく支援を受けられた方々もご参加下さいましたが、今とても大変な状況だとは思いますし、不安も大きいと思います。でも、親の会に参加されている皆さんはどの方も大変な時期があって、それを乗り越えてきて、今日笑顔で近況報告されているので、それはとても心強いと感じられたのではないかなと思います。
また、順調だったけれど今状況が良くないという方もいらっしゃいましたが、親が諦めないで頑張っていれば明るい未来がやってくると私は信じていますし、応援しています。
まだまだ世の中には辛い思いをして身動きできない状態の方が沢山いらっしゃると思うのですが、私達は藤本先生と出会えて支援を受ける事ができてとても幸運だったとつくづく思いますし、こうしてお仲間の皆さんと一緒に過ごす時間は、ひとりじゃないんだというのを実感できる素敵な時間だと思います。そしてこの時間が明日からの活力になれば良いなと思います。
そろそろ、実際に会う事ができるかなというお声もちらほらでていて、世の中の状況をみながら、以前の様な形の親の会も出来る様になれば良いなと思っていますが、このオンライン親の会は全国どこからでも気軽に参加出来るという利点がありますので、東京、大阪で親の会ができるようになっても、オンラインの方も並行して続けて行けたら良いなと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
今日はどうもありがとうございました。皆様にお会いできて嬉しかったです。
最後に今大変な状況の方にエールを送りたいと思います。
頑張ってください!
それではこれで第7回FHEオンライン親の会を終了させて頂きます。
長時間お付き合い下さりありがとうございました。
先生方、最後までお付き合い下さりありがとうございました。
お忙しい中ご参加くださりありがとうございました。
今回の会はいかがでしたでしょうか?
やむを得ずご参加できなかった皆様も、近況をご連絡くださりありがとうございました!
皆様からのご意見・ご感想・ご質問も随時お受付していますので、
お気軽にご連絡くださいね。
次回、夏の親の会で皆様にお会いできるのを楽しみにしています🌻