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「乗り越える」ということ

先日、家庭教育推進協会の代表理事で復学支援機関 エンカレッジの代表カウンセラーでいらっしゃる上野剛先生の2冊目の新書 「今、子どもの不登校で悩んでいるあなたへ」の出版記念講演会に参加させていただきました。

 

成人になってからの引きこもりの現状、不登校対応の移り変わり、執筆についてなど上野先生の貴重なお話しを伺うことが出来ました。

伺いながら自然と息子のこれまでが重なり目頭が熱くなりました。

あの頃の青ざめた息子の表情を思い出します。

目を閉じて勇気をふりしぼり学校の門をくぐって行ったことでしょう。

 

でも今はそんなことがあったとは思えないほど明るくなりました。 「会社の研修大変だけど一生懸命覚えている⤴︎」「同期の友達が出来て仲良くなった⤴︎」と、語尾が前向きに✨

自分で自分を上げる方向に持っていけるようになりました。 辛く苦しい時期を乗り越えたからこそ得られた自信、そして日々家庭教育を実践してきた成果を感じさせていただいています。

 

今お子さんの不登校をはじめ子育てで悩んでいらっしゃる親御さんに是非読んでいただきたいと思います。

 

 

家庭教育相談士として

 

相談会にも参加させていただきました。

今回、ご相談を受ける側としての参加です。実践の大切さは家庭教育の中で繰り返し学ばせていただきましたが、相談士としてもやはり実践の大切さを実感しました。

ご相談内容を伺いながらその場でアセスメント(分析)していくのは難しく反省もありましたが学ぶことの方がはるかに多く、また機会がありましたら参加させていただきたいと思います。

 

 

懇親会も 上野先生と同じテーブルにつくことが出来ました✨ 支援間もない方、支援中の方、卒業を迎えられる方、それぞれの立場でのお話しを伺わせていただきました。

 

我が家も上野先生に大変お世話になりました。 

助けていただいた時のエピソードをお話しさせていただきました。

 大変だったけれど笑って話せるのですから、本当にありがたいことです。

 

ギリギリのラインを歩いてく子供達を見守って行くのはハラハラしてしまいます。

なぜその道を選ぶの?もうちょっと安全な道を歩きなさい、とつい言いたくなります。

お気持ちをぐっとおさえて、皆さん見守っておられる様子を伺いました。

お互いの気持ちがわかるんです。

 「心が軽くなりました」「明日からまた頑張ります」と声をかけていただきました。

 

 

ご一緒くださいました皆様、ありがとうございました。実り多き1日となりました