息子が中学2年生の時に不登校になり支援をお願いして、再登校させていだだいたのが10年前の7月でした。
『再登校というスタート』は我が家の家庭教育のスタートでもありました。
息子が何故不登校になったのか最初はよくわかりませんでしたが、個別指導、家庭教育セミナーと勉強を重ねていくと徐々に理解できるようになりました。
フラストレーション(欲求不満)
前回、欲求について記事にさせていただきましたが、欲求を満たそうと目標に向かう過程では何だかの障害にぶつかることがあります。
思うような行動が出来なかったり、思うような結果が得られず欲求が満たされない状態のことをフラストレーションといいます。
「欲求不満状態になると不適応的行動に結びつく場合が往々にしてある」と教えていただきました。
不適応的行動とは
攻撃反応
暴力、悪口、陰口、八つ当たり、自責、自傷、鬱、不登校など
退行反応
赤ちゃんがえり、指しゃぶり、夜尿
固着
爪かみ、貧乏ゆすりなど目標のない行動(身動き出来ない状態の時)
などです。
防衛機制も働くそうです。
防衛機制とは、無意識のうちに心の中で解決し克服しようとすることで自分を守るための自己防衛機能です。
他のことに置き換えたり、考えないようにしたり、スポーツなど別のことで発散したりと自己防衛します。
防衛機制で解消出来ずにフラストレーションを長くため込んでしまうと精神の調整が難しくなる場合があるそうです。
人によって様々で、同じ状態になってもフラストレーション状態にならない人もいるということです。
FHEの初回インテークで
「不適応をおこしています」と教えていただきました。
ただこの時点では環境への不適合だと捉えていて、勿論それもあったと思いますが、もっと複雑で深かったことが後からわかりました。
息子の場合は、
中学1年生の1年間、毎日頑張って登校していました。
やってもやってもどうにもならないことや思い通りにならない現実が続き、不適応行動の中の鬱傾向になり『不登校』として現れたことがわかってきました。
理解できたら、やはり理解できたことで私自身の子育てを後悔する気持ちにもなりましたが、
過去に起こったことは過去のこととして受け止めることも出来るようになりました。
大切なのは自分と未来を変えること。
今ここから出来ることを考えていく、という考え方に変えてくことも学びました。
フラストレーショントレランス✨
フラストレーション・トレランス(欲求不満耐性)は、フラストレーション(欲求不満)状態になった時、不適応的行動を取らずにその状況に耐えて乗り越える力のことです。
思い通りにならなかった時でも、心の安定と平静さを保ちながら建設的な行動をする力です。
この力は、人がもともと持っている力で個人差があるそうですが、育てることができる力なのだそうです。
幼い頃から適度なフラストレーションを経験していくことで、徐々に高まるそうです。
まさに失敗を乗り越える経験ですね。
いつも満たされた状態だと、耐性は育たないわけです。
また、自己肯定感を高めることが欲求不満耐性を高めることにもつながるそうです。
フラストレーションを伝える力(正当な自己主張)、助けを求められるオープンさも伸ばしてあげることが大切だとも教えていただきました。
これは、まさに息子に必要なことだと実感しています。
フラストレーションを伝え助けを求められる力は前へ進む力であり、それがなければ引きこもってしまう可能性が高いと感じます。
フラストレーション・トレランスは自制心をコントロールする力を持つことによっても高められるそうで、自己をコントロールする力はトレーニングによって鍛えることができるそうです。
少しの自制心を持って取り組んでいくことを毎日積み重ねることで、心に筋肉がつき鍛えられるわけで、私はとても納得出来ました。
息子でいうと、毎日の登校、授業、宿題や受験勉強、筋トレ、ダイエット、歯磨きなど、規則正しい生活がこれに当てはまりました。
(息子はダイエットに成功しました)
復学支援を受けられて、今、渦中で対応されていらっしゃる皆様はよくお分かりになると思いますが、
ゲーム規制や携帯規制も自制心を鍛える訓練にあたると思います。
フラストレーション・トレランスの鍛え方の鍵を握っているのはお父さんなので、父性対応頑張ってくださいねp(^_^)q
父性対応を成功させる為にはお母さんの協力なしでは成し得ませんので、一緒に気持ち揃えておくことが大切です(*^^*)
FHEの大切なご指導の一つである、
夫婦タスキ掛けの対応です✨
両親連合のお話しも、またいつかの機会にさせていただきたいと思います。
私自身のことでも考えてみました。
小さな自制心が必要で毎日の積み重ねで成果が出ることとはなんでしょう。。。
毎朝の柔軟体操、通勤(徒歩通勤しています)、仕事、食事制限(腹八分目、基本平日は外食しないことにしています)、などでしょうか。
あっ、家事もです。
なんとかセルフコントロールして毎日やっています(^^;
今、考えると「会話ノート」もそうかもしれません!
ちょっとだけ自制心は必要でした。
マイルールを決めてそれを守っていくことは、セルフコントロールが鍛えられていく感じがします。
また、フラストレーション(欲求不満)とストレス(精神的緊張)は別のものだと覚えておくことが、とても役に立っています。
フラストレーションは欲求があるからこそ生じるもので、経験することでフラストレーション・トレランスが高まるわけですから、やはり何事も経験で問題を乗り越えていくことが大切なのですね✨✨
7月も半ばを過ぎました。
1学期も残すところ数日となりました。
そして夏休み。
長いお休みはセルフコントロール力が必要ですね。
記事にさせていただき
小さな自制心を意識して過ごしていきたいと改めて感じました(*^^*)
フラストレーション・トレランス(欲求不満耐性)は、フラストレーション(欲求不満)状態になった時、不適応的行動を取らずにその状況に耐えて乗り越える力のことです。
思い通りにならなかった時でも、心の安定と平静さを保ちながら建設的な行動をする力です。
この力は、人がもともと持っている力で個人差があるそうですが、育てることができる力なのだそうです。
幼い頃から適度なフラストレーションを経験していくことで、徐々に高まるそうです。
まさに失敗を乗り越える経験ですね。
いつも満たされた状態だと、耐性は育たないわけです。
また、自己肯定感を高めることが欲求不満耐性を高めることにもつながるそうです。
フラストレーションを伝える力(正当な自己主張)、助けを求められるオープンさも伸ばしてあげることが大切だとも教えていただきました。
これは、まさに息子に必要なことだと実感しています。
フラストレーションを伝え助けを求められる力は前へ進む力であり、それがなければ引きこもってしまう可能性が高いと感じます。
フラストレーション・トレランスは自制心をコントロールする力を持つことによっても高められるそうで、自己をコントロールする力はトレーニングによって鍛えることができるそうです。
少しの自制心を持って取り組んでいくことを毎日積み重ねることで、心に筋肉がつき鍛えられるわけで、私はとても納得出来ました。
息子でいうと、毎日の登校、授業、宿題や受験勉強、筋トレ、ダイエット、歯磨きなど、規則正しい生活がこれに当てはまりました。
(息子はダイエットに成功しました)
復学支援を受けられて、今、渦中で対応されていらっしゃる皆様はよくお分かりになると思いますが、
ゲーム規制や携帯規制も自制心を鍛える訓練にあたると思います。
フラストレーション・トレランスの鍛え方の鍵を握っているのはお父さんなので、父性対応頑張ってくださいねp(^_^)q
父性対応を成功させる為にはお母さんの協力なしでは成し得ませんので、一緒に気持ち揃えておくことが大切です(*^^*)
FHEの大切なご指導の一つである、
夫婦タスキ掛けの対応です✨
両親連合のお話しも、またいつかの機会にさせていただきたいと思います。
私自身のことでも考えてみました。
小さな自制心が必要で毎日の積み重ねで成果が出ることとはなんでしょう。。。
毎朝の柔軟体操、通勤(徒歩通勤しています)、仕事、食事制限(腹八分目、基本平日は外食しないことにしています)、などでしょうか。
あっ、家事もです。
なんとかセルフコントロールして毎日やっています(^^;
今、考えると「会話ノート」もそうかもしれません!
ちょっとだけ自制心は必要でした。
マイルールを決めてそれを守っていくことは、セルフコントロールが鍛えられていく感じがします。
また、フラストレーション(欲求不満)とストレス(精神的緊張)は別のものだと覚えておくことが、とても役に立っています。
フラストレーションは欲求があるからこそ生じるもので、経験することでフラストレーション・トレランスが高まるわけですから、やはり何事も経験で問題を乗り越えていくことが大切なのですね✨✨
7月も半ばを過ぎました。
1学期も残すところ数日となりました。
そして夏休み。
長いお休みはセルフコントロール力が必要ですね。
記事にさせていただき
小さな自制心を意識して過ごしていきたいと改めて感じました(*^^*)