11月も後半となりました🍂
そろそろ忘年会シーズンですね!
先日、ちょっと早目の忘年会の席で「学ぶことについて」が話題となりました。
人は何故勉強するのか?
よく「自身を磨く為」といいますが、お話しさせていただきながら、その言葉が浮かびました。
勉強は目標設定が大切ですが、
勉強に限らず人生には目標設定が大切で、私達が受けた復学支援も目標設定がポイントになっています。
この目標設定は「防衛機制」にも関係していると感じています。
今回は防衛機制と学びについて実感したことを書かせていただきたいと思います。
以前、記事にさせていただいた
「フラストレーション・トレランス」の続きにもなっていますので、併せてお読みいただけると嬉しいです。
フラストレーション(欲求不満)
ちょっとおさらいしてみたいと思います。
欲求を満たそうと目標に向かう過程で障害にぶつかり欲求が満たされない状態のことをフラストレーション(欲求不満)といいます。
欲求不満に耐える力を「フラストレーション・トレランス」(欲求不満耐性)といいます。
フラストレーション・トレランスは鍛えられるので引き続きトレーニングしていきたいですね。
欲求不満状態になると
→不適応行動を起こす場合
→防衛機制が働く場合
があります。
1.不適応行動
①攻撃反応
暴力、悪口、陰口、八つ当たり、自責、自傷、鬱、不登校など
②退行反応
赤ちゃんがえり、指しゃぶり、夜尿
③固着
爪かみ、貧乏ゆすりなど目標のない行動(身動き出来ない状態の時)
2.防衛機制(自己防衛機能)
無意識のうちに心の中で解決し克服しようとすることで、自分を守るための機能です。
防衛機制にも未熟〜成熟までいくつか種類があるそうで(20ぐらい)、レベル分けもされています。
これもまた難しく全て理解するのはとても大変で、まだまだわからないことだらけです(^^;;
ですが、一度に全ては難しくても部分的にいくつか理解できるようになり、
目指していきたいこともみつけられるようになりました。
防衛機制の中でもレベルの高いところを目指していくことが大切なことだと支援を受けて感じました。
もっと簡単に言うと、レベルの高いカテゴリーである「成熟」を目指していくと良いということです。
そのカテゴリーにあるのは
感謝・寛容・忍耐・予測・自己コントロール・悪意のないユーモア…
そして『昇華』があります。
防衛機制の中で最もレベルの高いカテゴリーの中でも、更に成熟された機制で、自己の欲求が認められないというエネルギーを社会的に認められるエネルギーに変換させることだそうです。
例えば、仕事や芸術、スポーツ、勉強など他のことにそのエネルギーを向け表現することです。
自分自身の防衛機制を昇華に到達させることはとても難しいと思いますし、そうできる方は限られているとも耳にします。
でも、目標とすることは自由ですし、意図的に昇華に向かって転換し努力することは出来ると考えられるようになりました。
家庭教育相談士養成講座
家庭教育相談士は、
『家庭教育推進協会』の民間資格です。
息子が不登校になり家庭教育を勉強し、
目指す目標の1つを与えていただいている、と私は自分の中で捉えています。
今年もまた『家庭教育相談士養成講座』と、
『家庭教育相談士Web試験』の時期になりました。
私もこの資格を取得することが出来ました。
実際に取得して感じたことは、資格を得ることも勿論大切なことだと思いますが、そこまでのプロセスがとっても大事だということでした。
何の資格でもそうだと思いますが、試験勉強は本当に為になると思います。勉強して覚えないと話しになりません。
それが、毎日の家庭内対応にも直結して役に立ちました。
学んだことをまずは家庭内で実践し、取り巻く人間関係にも取り入れ、そしてもしもどなたかのお役に立てたなら、こんなに嬉しいことはないと思います。
マイナスだと思っていたことからプラスを見出すことが出来ました。
今年は関西では11月23日に、関東では11月30日に開催されるそうです。
私も11月30日(土)に開催される関東の講座に参加させていただく予定です。
↓
「初めてで難しそう」と思われるかもしれませんが、先生方がわかりやすく丁寧に楽しく教えてくださいます!
不安な点がありましたら、私でよろしければお手伝いさせていただきたいと思いますので、当日お声かけていただけると嬉しいです😊
参加される皆様に会場でお会いできるのを楽しみにしてます✨
講座の後の懇親会にも参加する予定ですので、どうぞよろしくお願い致します🙇🏻
忘年会では🍷
美意識の話しにもなりました。
何をもって美しいと感じるかは人それぞれですね。
目標に向かって頑張っていらっしゃる方は美しいと思います。
尊さとは?ということも考えさせられました。
私の尊い家族。
以前は、ついまわりと比べてしまっていましたが、今はそう思うことは自然となくなりました。
不格好な家族なのだと思います。
息子にはこれでいいのかとまだ迷うこともありますし、娘はしっかり者ですが頑張りすぎて疲れてしまっていないか。
心配は尽きませんが、私にとってはかけがえのない、そして尊い家族だということを今回再認識させていただきました✨
一生懸命頑張っているお友達から、気づきや学ばせていただくことがたくさんあります!
そして、難しい愛のタスクの中で更に難しい親子関係という課題に、ひたむきに全力で取組む姿勢は美しい✨と感じました。