息子が決めたアルバイトは、大学時代に経験したことがある職種です。
実は、今まで息子が経験したことがあるアルバイトがハードルが低く息子には取り組みやすいのではないかと考えていました。
指示、命令、提案はさけるということが基本です。
ですが条件がありますが、必要な時はしっかりと指示命令をしてあげるということも藤本先生のご指導です。
伝えたいけど、どのように伝えよう。
直接言うこともできますが、息子はどうするでしょう?
わざわざその職種を避けるような気がしてやめておきました。
親がある程度、枠組みを作ってあげることも時には必要だと思います。
大切なのは、本人がそこに価値を見出せるかどうかだということ。
息子にとって、やらされた感が強く自分のことだと感じられにくくなってしまわないように。
息子にはそういったところがあるので、自分で考えて自分で決められるように、でも待ちすぎてタイミングのがしてしまってもいけません。
そこで、いくつか選択肢を与えてあげることで、その中から自分で考えて自分で選んだ感じを強く持ってもらえるのではないかと考えました。
主人と私が探したアルバイトはやらないこと、主人の会社に行きたいとは言わないことは最初から想定して、
その上で自分でみつけたアルバイトを際立たせより価値あるものだと感じさせてあげられたらいいなと思いました。
「アルバイトは今まで経験してきたんだから出来ると思う」に言い換えることで息子には伝わったと思います。
やはり、今までの経験は大切ですね。
こたえは自分の中にある。
それを引き出してあげる。
やってきたことを認める。
「怒る」と「叱る」は違う。
子供を責めて陥れてはいけない。
最後は上げをとる。
我が家が教えていただいたご指導です。
今でも家族会議が必要な我が家ですが、そんな我が家のスタイルを支援中に確立していただき本当に感謝しています。
家族会議の前は、毎回必ず手順も確認します。
1、セットアップ
2、レセプターの確認
3、聴く
4、質問(whyは使わない)
5、リクエスト
6、承認
これを毎回再再再・・・確認です。
そして、先生のブログ記事
↓
この記事を何度も読み返しました。
プログラムとプログラミングは違う、という勘違いしそうなポイントもちゃんと教えてくださっていらっしゃいます。
こちらの記事の通りに教えていただいてきました。
打ち合わせをしながら、項目に当てはまっているか抜けがないか確認します。
息子がアルバイトに行きだし安定期になりました。
親の出番もなくなりホッと一息ついています。
こんな時は甘いものが一番だなぁ、と大好きなあんみつをいただきながら家族会議について振り返りました。
家族会議は、息子にとって何が価値のあるものか、間違っていたらどうしたらいいのか考え気付かせてあげられる場であると実感しています。
今日だめなら明日、明日だめなら明後日。
今週だめなら来週、来週だめなら再来週。
何度も何度もこけたり立ち止まったりの息子ですが、諦めずに立て直してきました。
忘れてしまったらまた伝える、根気強く伝える、伝え方を工夫する。
息子には息子の人生を
いつか自分で気が付く時が来るのかもしれませんし、こないのかも知れませんが気持ちは伝わっていると思います。
🌸学年度末に向け、今が踏ん張りどころのご家庭もいらっしゃることと思います。
子供達の未来はまだまだこれからです。可能性を見出してあげられますよう祈っています。