今までにない事態が続いています。
気持ちの持ち方も難しいと思います。
ストレスには強くなりましたが、私も同じです。
この問題が回復できた時に、また元の生活に戻れることが大切だと思いますので、家庭内の対応、大変ですが気をつけながら一緒に頑張っていきましょう。
前回の記事で再登校について触れさせていただきましたが、今回は更に「登校刺激」(コーチング)について記事にさせていただきたいと思います。
コーチングについては何年か前、ちゃろさんのブログに記事を掲載していただきました。
↓
今、改めて読み返してみても内容に相違はありません。
カウンセラーは、共感的に聴き(傾聴)相手の気持ちを引き出してあげます。
コンサルタントは、改善点をあげ解決策を示し解決させてくれます。
ティーチングは、教える人が知っていること、やり方を教えてくれます。
コーチングは、潜在能力を解放させてあげ、その人が自ら学ぶのを助けてあげることです。
我が家が支援をお願いした、ファーストホームエデュケーション(FHE)では代表カウンセラーの藤本先生がコーチングをしてくださいます。
本人とよく話し合い、実現したいことや目標をよく聴いてあげ、感じたことを本人に伝え、認めてあげ、そして質問することで本人に気づきを与えて自発的な行動を促します。
この、質問がとても難しいのだと感じます。
質問は効果的でなければなりません。
質問を間違えると、かえって悩みを深めたり反発を招いたりと更に悪い状態にしてしまいかねないのです。
コーチングの技術は難しく誰にでもできることではありません。
一般の私達親にとっては、失敗するのは簡単ですが上手くいくことではないと感じています。
必ず専門家の先生のご指導に沿っていただけますようお願いしたいと思います。
プロの先生だからこそであることが、実際に支援を受けるとよくわかります。
信頼関係を築き、本人が持っている可能性を引き出し行動を促し結果につなげていくことを支援してくださいます。
勘違いしてはいけないのは、
相手を自分の都合の良いように動かしたり、答えを教えたりすることではないという点だと実感しています。
主体は本人。本人に考え問題点を気付かせてあげます。
我が家の息子をみていても、わかっているのがわかります。
本人も「どうしてこうなってしまうのかわからない」と言っていました。
頭でわかっていても行動ができない、その勇気が持てないということなのだと感じました。
生きていれば、必ずしも自分にとって都合の良い状況ばかりではありません。
立ち止まっても、周りの状況が変わっても、逆境に立たされても。
たとえそれが牛歩のようであったとしても、また前に進むことが大切なのだと思います。
逆境に立たされても耐えられる力、変化に対応できる力を育んであげられたらいいですね。
その為には、まずは私達親が、ですよね。
この逆境に耐え、これからもやってくるであろう変化に何とか対応していきましょう。