緊急事態宣言を受けて、私達の生活にも更に影響が出て来ました。
耐える時期となりましたが、
今まで出来てなかったことに目を向けられるようにもなりました。
忙しすぎて、忘れかけていたことにも気づかされました。
家族を守り続けるために今一度、家庭内を見直していきたいと思います
家族療法
我が家が受けたファーストホームエデュケーション(FHE)の支援は、
ダイレクトアプローチ(コーチング)に加え、システムズアプローチ(家族療法)という手法を家庭内に取り入れ家族構造を整えていただき、親も家庭教育を学び家庭内での対応に家庭教育を取り入れていきます。
家族療法は、家族の問題を個人だけではなく家族全員の問題と捉え問題を解決していきます。
家族の中で1番弱い立場の家族成員がSOSを発信するという考え方です。
先生方に入っていただき、家族の構造を整えていただきます。
例えば我が家の場合であれば、父親、母親、長女、長男である息子の4人家族。
両親連合を作りあげ、家族の順列を正しく認識させてあげるようにします。
両親連合
両親がいる場合は、両親が連合することが重要と教えていただきました。
この両親連合の型を目指します。
両親連合とは、単に両親が仲が良いこと、とはちょっと違っていて(勿論、仲が良いにこしたことはありませんが)
いざと言う時に協力したり助け合ったりして、その問題に共に取り組んでいくことだと学びました。
父親の立場を1段上げ家族の決め事など、最終的な決定を父親にしてもらうようにします。
また、夫婦関係が子供にも影響を与えますので、
夫婦はお互いがお互いを認め尊重しあう関係が望ましいということになります。
大好きなお母さんが尊敬しているお父さんを子供も尊敬します。
その尊敬しているお父さんがお母さんを大切にすれば、子供もお母さんを大事にします。
逆に言えば、お母さん(お父さん)がお父さん(お母さん)を見下していたり、ぞんざいな態度をとれば、子供もお父さん(お母さん)はそうゆう人なのだと認識します。
我が家も父親が単身赴任中の期間があり苦労しましたが
「お母さんを悲しませたら、お父さんは許さない」
「お父さんが不在の時は、〇〇(息子)がお母さんを守るんだぞ」
というように、一貫した対応をしてもらいました。
それは今も家庭内に根付いていると感じています。
親子関係
両親連合を基礎として家族の構造を建て直して行きます。
「母子依存」「友達親子」といった親子関係であればそこから、両親連合を目指し確立していきます。
母子依存は、母親と子が連合しているパターンです。
母親と子が密着しすぎているため、子がその歳なりの成長が出来ずに止まってしまいます。
また、この型の家族構造だと、どうしても父親が蚊帳の外になります。
そのまま続けていくと、いずれは子が母親を抜かしてしまうことが多いそうです。
そうなった時、家族の順列の先頭が子になってしまいます。子供上位ですね。
その歳なりの成長をしていない子供を家長の立場にさせてしまう、ということになります。
友達親子はフラットな親子関係で家族成員皆んなが同じ立ち位置です。
友達のようで楽しい反面、気をつけなければいけない点もあります。
親子の間に境界がないので、問題も共有することになります。
何もかもが一緒くたん、ごちゃ混ぜになるので、認識もごちゃ混ぜになりがちということです。
そうすると、本当に言い聞かせなければならない時に言い聞かせることが出来なくなります。
例えばですが、我が家も似たようなことがあったのですが、
子供が夜中にコンビニに行きたいと言ってきたとします。
「お父さん、お母さんも行ってるんだから自分も行っていいじゃない」という認識になっていますので、夜中にコンビニに行くのは当然の行為だと勘違いさせてしまっています。
大人と子供は違うんだということが、理解しにくくなくなるということなんですね。
親も子もずっと同じだと学習してきたので、急に違うと言われても理解できないという子の気持ちも当然のことだと思います。
大人と子供は違うという認識を持たせてあげられるよう、境界を意識していくことを私もやり直しました。
また、相談ごとについて。
「この人に言っても無駄」だと思うことは相談しなくなります。
これは私も娘との関係で気づいたことなのですが。
私と娘は友達親子の関係でした。
このままだといつか娘が私を抜かしてしまう時が来る。そうなった時に何もなければ良いですが、何かあった時に何も相談しなくなる、ということに気づかせていただきました。
娘は、それが取り返しのつかない程大きな間違いだったとしても相談することなく自分の考えでつき進んでしまう。
そうならないように、常に母親がリードしていくことが大切だと教えていただきました。
いざという時に相談できる親子関係を築いてあげてください、
ということでした。
教えていただいた当時、ものすごく思い当たり、また将来の想像もつきました。
以来、肝に命じ続けています。
家族は、家族間の目に見えない境界と順列を保つことが大事だと教えていただきました。
今こそ、その境界と順列を保ちながら家族皆んなで助け合い協力することがとても大切だと感じます。
お父さんがリーダーシップをとり、お母さんが支え、子供たちを守り、子供達もまた家族に協力、貢献できますように。
小さな空間の中で自分の時間もとりながらうまくバランス保って、乗り越えていきたいですね。
さて、ですが。
😷私もマスクを手作りしてみました。
身近な材料から、息子には大きなサイズのものを。娘にも送りましたら、とっても喜んでくれました(#^^#)
我が家のリビングはマスク工場と化し時がたつのも忘れるぐらい作っていましたら、マスク不足も解消しました(^_^)/
ありがたいことにリクエストくださる方もいらっしゃり、誰かの役に立てていると思うと心が楽しくなります。
そう思わせてくれる方々に感謝して✨
これからも作り続けます!
マイナスの中からでも、ほんの少しであってもプラスを見つけて積み重ねていきたいと思います。
外出が出来ず画像がないので昨年の親の会の写真を使わせていただきました。
ちょうど1年前です。
お子さん達のご卒業、ご入学、進級など、嬉しいお話を直接お伺いできる日がまた必ず来るはずですので、家庭内対応頑張って行きましょう。