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夏休み〜自分と向き合う

お盆休み、短期間でしたが娘が帰省していました。

 

毎年、夏休みは娘と有給を合わせて取って一緒に過ごしていましたが、今年はこのご時世で娘は帰って来るのを迷っていました。

判断、難しいですよね。

 

ウィルスへの感覚も人によって違います。

これという正解はないので仕方ないかなと思います。

 

旅行へ行きましょう!とキャンペーンがあったり、いや控えて欲しいという声があったり、基準があいまいだと、それぞれがばらばらに自分の中での意味づけでの行動になるのだと感じました。

 

そんな様子をみていると、その縮図が家族に当てはまり勉強になります。

 

お父さんとお母さんの意見がわかれると、子供はどちらの意見を聴けばいいのか、どうして良いかわからなくなったり、お母さん(またはお父さん)と子が意見を合わせ連合したりして家族の中で境界が分かれ混乱したり確執ができやすくなることがあるかもしれません。

 

せめて家族は同じ方向へ進みたいと

我が家ではコロナ禍の過ごし方について主人と息子と話し合い最低限の方向性を決めていました。

 

今回、娘の帰省についても主人と相談し、

帰って来る場合は、家の中でどんな風にソーシャルディスタンスに気をつける過ごし方をしたら良いか娘とも相談し、その上で判断は娘に任せよう、ということにしました。

いつもなら祖父母にも会いに行くのですが、今回は我慢することにしました。

他にも娘とLINEでいろいろ意見交換しました。

 

結局、娘は、会社からの要請がなかったこともあり帰って来ました。

ちゃんと社会との調和、取れているなと感じました。

今回、娘からのお土産は冷凍スムージー🥑🥬🍓🍇🍍✨

雑誌やメディアで取り上げられているパーソナルスムージーです。

私もテレビで観て気になっていたものでした。

 

1つのカップに、7〜8種類の野菜やフルーツ、ナッツ類。

アスパラやカボチャ、菜の花やゴーヤ、モリンガなど、スムージーに入れる発想が私にはなかったものや珍しい野菜、アガベシロップというオーガニック甘味料が入っています。

 

娘が朝食の時に作ってくれました。

 

「お母さんの体調を考えて調合してもらったよ」

 

嬉しいこと言ってくれます。 

しかも、すごく美味しいです。

 

 「〇〇(息子)が元気そうで良かった」

 

 「お父さん、食欲落ちたんじゃない?」

 

 「おばあちゃんに会えないから、お花を送っておいたよ」

 

 「おじいちゃんは聞いてからにしようと思って。何送ったらいいかなぁ」

 

 いつも家族を気遣ってくれます。

 

でも、そんな娘に今回は伝えなければならないこともありました。

健康面に心配なことがありました。

 

 

前回の記事で触れさせていただいた「セルフタスク(自己課題)」

 

セルフタスクは、自分との付き合い方、向き合い方だということです。

それは、健康面から趣味など多岐にわたるそうです。

私は、自分とは?を自分で問い、そのこたえは自分で出すことだと理解しました。

 

支援中に、息子も訓練していただきました。

対話により、適切な質問をし、考えさせてあげて、本人にこたえを出させてあげます。

最後は気持ちを前向きにさせてあげる、「上げを取る」ことが出来ればOKとご指導いただきました。

 

私自身も今まで何回も重ねて来た対応ではありますが、それでも正直避けたい気持ちがありました。

マイナスのことを伝えるのにはエネルギーが必要です。

間違えると相手の勇気をくじいてしまう場合もありますので、慎重にしなければなりません。

 

 

大切な娘です。

娘には、私の言葉を聴く素直さもあります。

娘の課題ですが伝え、自分で考えて成長して欲しい。

 

タイミングを見ます。

先ずは課題について話す環境作りから。

娘との関係が充分作れた、帰る前日の夜、娘と2人きりになった時に

 

「ちょっと話したいことがあるんだけど」と声かけました。

 

「何んだろう、聴くよ」ということで話ました。

 

 娘は素直に聴いていました。

 

娘「うん、それはわかってる。でも、仕事がずっと忙しかったから」と、お仕事のことを話してくれました。

 

母「それは大変だね。そんなに大変なのに仕事の愚痴を聴いたことないもんね」

 

娘「うん、仕事は好きだから」

 

母「仕事好きなんだね。わかる、お仕事は大事だもんね。だけど、お仕事忙しい人は全ての人がそうなのかしら?」

 

娘、無言。

 

母「このままだと進行する可能性が高いと思うよ」

 

娘「うん」

 

母「そんなことになったら、大好きな仕事も出来なくなるんじゃない?」

「確かにお仕事忙しいと時間も余裕もなくなるけど、仕事忙しいと体はこわしてもいいのかしら?それは本当に仕事のせいなのかな?」

 

 しばらく考えて、

 

娘「わかった!向き合うよ」

 

そしてパソコンを開けて、何か入力し始めました。

 

娘「自分の目標に向かう計画書を作るよ!どお?」

 

母「うん、いいね!」

 

娘「こうゆうこと得意だから!」

 

母「うん、得意だもんね、お母さんも協力するよ」

 

娘「ありがとう」

 

それから、

 

体調との付き合い方、仕事のこと、友達のこと、、、たくさん話し合いました。

お出かけは出来ませんでしたが、近所で買出ししたり、

翌日は主人と3人で外食も出来ました。

 

娘のおすすめ、創作おうどんのお店です。

本来なら行列でなかなか入れないお店だそうですが、この日は、ガラガラでした。

おうどん屋さんなのにソムリエさんがいるお洒落なお店です

 

母「わぁ〜、素敵なお店」

 

娘「ここはサラダが美味しいんだよ!若い人には映えるし人気だよおうどんは3玉まで無料」

 

と教えてくれました。

 

「映える」ということですので写真掲載させていただきますね。

 

私が撮影しましたのでアングルが不安^^;

息子とも一緒に買い物をしたり、主人が行きつけのラーメン屋さんに行きました。

私達夫婦も荷物運びが大変になってきましたので、重い物の買い物がある時は時々ですが息子に手伝ってもらっています。

息子も元気です。

 

娘が、おじいちゃんに何が欲しいか聞いてみますと

「何もいらないから、時々こうして電話して欲しい」ということだったそうです。

 

今回、祖父母と会うのは我慢しようと話し合っていましたが、

娘と相談しなおして、娘が帰る日に車で、私の父と、主人の両親に会いに行くことにしました。

 

父からの申し出で、家の前の日陰で少しだけですが会うことが出来ました。

 

みんなとても喜んでくれて、

「あんなに嬉しそうにしてくれるんだねー」と娘も嬉しそうでした。

先日、母から、娘が送ったお花の画像が届きました。

お花と一緒に母が満面の笑顔でピースしています🌻✌

私も、なんだか幸せな気持ちになりました

いろいろ気をつけることはありましたが、

久しぶりに家族が揃い、たくさん話し、半年振りに外食もでき

気持ちが上がる夏休みを過ごすことができました🌈

 

とっても短い期間でしたが、

自分で自分をどうして行くのか、

正解は自分でこたえを出すことだと再確認もできました。

 

 

不登校に対しても、そのお子さん、そのご家族により正解はさまざまだと思います。

 

なんと言っても人生の中で1番難しい「愛のタスク」です。

私も思い知りました^^;

 

ですが、ご家族にとって

「これだ!」という道が必ずあると思います。

 

 そう思うことが出来れば後悔はないのではないかと思います