ようやく涼しくなり今日から連休ですね。深呼吸して、ゆっくり休息してくださいね!
兄弟(姉妹)間連鎖の藤本先生のブログ記事を読ませていただき、
我が家の娘と息子の関係で、
上の子から下の子への影響についても思い出した出来事があります。
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ちょっと振り返ってみたいと思います。
とても元気なお姉ちゃんは、恋にも大忙しでした。
お付き合いする彼ができるとすぐに教えてくれました。
娘が高校3年生の時、私が知る限りでは人生で2回目の失恋をしました。
娘は
「もう学校には行けない!」と大泣きして翌日学校を休みました。
すると、なんと息子も休んだのです。
当時、息子は中学3年生。
復学支援をお願いして継続登校中でした。
藤本先生にご報告すると
「お姉ちゃんが失恋して弟が休むって^^;」
呆れてしまいますよね。
私は、息子の行動の意味がわかりませんでした。
先生からは「お姉ちゃんは気がすめばまた学校行くでしょう。〇〇(息子)は様子見て判断しましょう」ということでした。
先生がおっしゃる通り、
娘は2日休んだら登校して行きましたが、息子の方は休んだままでした。
4日間ほど休んだところで、藤本先生にいらしていただき息子と話をしていただくと、翌日からまた登校して行きました。
息子の休みには大きな理由や意味があるわけではなさそうでした。
理由は何にせよお姉ちゃんが休むと、弟である息子はそれに反応して一緒に休むことがわかりました。
娘の次の失恋は、大学1年生の時でした。
当時、息子は高校1年生で崩れていたところを立て直していただいていました。
とても難しい時期で、家庭教育推進協会からU先生にもいらしていただいていました。
娘の状況のご報告で、お付き合いしてくださる方がいて順調だとお話しすると、
すぐにU先生が
「それはあまり良くない状況ですね」
と教えてくださいました。
藤本先生も
「タイミング悪いですね。破局すると〇〇(息子)が休みますから気をつけてください」と。
私は、あまり良くない状況だとは思ってもいませんでしたので驚きましたが、先生方はすぐに
「良くない状況でやがて破局する」とわかるんですね。
その後、しばらくすると雲行きがあやしくなり、本当にその通り破局となりました。
娘は
「もう大学には行けない」とワンワン泣いていました。
私は娘を慰めながら、この言葉を聞いているであろう息子のことも気になっていました。
辛いでしょうけど、もっとシクシク泣いてくれないかしら、と思っていたのをよく覚えています(^^;
翌朝、娘と息子、2人揃って部屋から出て来ませんでした。
藤本先生にご報告すると
「お姉ちゃんにはかわいそうですが、大学に行ってもらいましょう。
お姉ちゃんを先に動かさないと〇〇(息子)は動きません。
お姉ちゃんはそっとしておいてあげればまた動きますので傷を癒してあげたいですが、
本人のためにも、〇〇(息子)のためにも頑張ってもらいましょう。その方がお互いのためになります」
ということで、私が娘を説得することになりました。
先生からは
「お姉ちゃんは正論タイプ。このタイプには正論が効きます。
失恋したら休むは通用しないこと、もう中高生ではない、それができないのなら身近な人と付き合ってはいけない、
と諭すように話してください」
とご指導いただきました。
それから話す内容を考えて、その晩
娘を呼んで話しました。
「大切だと思っていた人との別れは辛いよね。お母さんにもわかる。お母さんもそうゆうことあったよ。
だけど、そろそろ失恋したから学校を休むってことからは卒業しないとね。
もう中学生、高校生じゃない。これから社会に出て、失恋したから会社休みますは通用しないよ。
会議や取引先とのアポイントは行かないといけない。仕事には責任がある。失恋だからという身勝手な理由は通じない。
大学生なら、今からそうゆう気構えが必要なんだよ。それができないなら身近な人とはお付き合いしてはいけません、ってことになる。
これから就活もあるよね。失恋で行けません、は卒業しないとね」
ご指導通り時間をかけて諭すようにそう話すと、娘は泣きながら何度もうなずいていました。
「うん、そうだね。明日からは行くよ」
そう言って、翌日から登校して行きました。
帰って来るとその日の出来事を元気に話してくれました。
大学の皆さんに手厚く慰めていただいたそうです。
皆さんに感謝です✨
娘「誰にでも痛い経験はあるよね」
母「そう、あるある」
と、用意しておいたおやつを一緒に食べました🍰🧁☕️
娘「こうゆう時は甘いものが1番」
母「だよねー」
その翌日から、息子も普通に登校して行きました。
娘はその後も失敗を恐れずにチャレンジしていましたが、恋愛のことで大騒ぎすることはありませんでした。
失敗してたくさん学ぶことができたのではないかなと思います。
しかし、お姉ちゃんの失恋で弟が休むだなんて(-_-)
今となっては笑ってしまいますが。。。^^;
非常口を開けると非常階段があるとよく知っている息子は、簡単に開けてしまうんですね。
当時は、お姉ちゃんの負の流れに抗う力はなかったのだなぁと改めて思います。
それに比べると今はたくましくなりました。
私自身も
「見守る」のか「勇気づける」ことが必要なのかの判断は、
本人のこれまでの経験や本人に力がどれだけ残っているか、
他の兄弟姉妹との関係など、様々な背景を考慮することが必要で、見極めるのはやはり難しいと思いました。
我が家は
復学支援で、子供達が自立に向かって進む道に、年齢に応じて立ちはだかる課題を乗り越えるために、
親としてどう対応していけば良いのかを教えていただきました。
最初は先生からのご指導通りに、一つ一つクリアしていきました。
しだいにアドバイスいただき自分で考えられるようになり、
そして、何とか自分達で対応出来るようになってるのではないかな、と感じられるようになりました。
新入学、クラス、進級、部活、恋愛、受験、卒業、習い事、塾、アルバイト、就活、転職。。。
いろいろな課題がありました。
これからもさまざまな課題があることでしょう。
支えるのって大変です。
勇気づける側の勇気が何倍もないと出来ないなぁ、と感じています。
大切なのは、
失敗しても、それを乗り越えていく力をつけることだと身をもって知りました。
子供達が、
失敗を恐れずに果敢にチャレンジしていけるよう、これからも信じて見守っていきましょう!