11月に入りましたね。
少し早めに娘から誕生日プレゼントが届きました🎁
バックとグリ-ンスムージーのセットとお布団のセットです。
バックは今流行りのもので、私自身ではきっと選ばない可愛らしいデザインですが、それがかえって新鮮です✨
スムージーは以前にも貰ったのですがパッケージが薄型に改良されたそうで、なるほど、これなら冷凍庫に入れても場所を取らなくていい感じです。
布団は、娘がお正月休みに帰った時に使うそうですが「普段は使ってねー」ということです。
息子からは特にないと思いますが、
毎日のアルバイトも軌道に乗っていますし、早起きしてゴミ出ししたり、家のこともかなり手伝ってくれてますので、充分です。
とにかく、とても明るく元気なので、それが本当にありがたいです。
息子も、ここまで来るのには何段階かありました。
ちょっと振り返ってみたいと思います。
専門学校を卒業して
専門学校で取得した資格をいかして就職しましたが程なく退職。
その後、3ヶ月ほど動かずにいましたので話し合うと、
まずはハローワークへ行きました。
ハローワークから紹介していただくお仕事につければいいですが、動くきっかけになればいいなぁと思っていました。
そして派遣会社に登録し、派遣先からアルバイトに行きながら
定期でのアルバイトを探すようになりました。
1ヶ月ほどで定期のアルバイトが見つかりました。
最初は週1日、翌週は2日、次は週3日と働く日が1日ずつ増えて、週5日働らくようになりました。
ですが、今年4月に緊急事態宣言となりアルバイト先が休業。
息子も動かなくなりました。
コロナ禍でのアルバイト探し
予期せぬ出来事です。
仕方がないことですので、世の中の動きを待つことにしました。
5月末に緊急事態宣言が解除になりましたので、主人から息子に話をしてもらいました。
でも息子は
「皆んなが失業している時に(仕事が)あるわけないでしょう?」
と言い部屋に戻ってしまいました。
次期がちょっと早かったようです。
主人の話しを最後まで聞くことが出来なかったので、タイミングをみて次は私から話すことにしました。
数日後、主人が留守の時の方が良いかと思い、息子をリビングに呼び2人で話しました。
母「この間のお父さんからの話しのことだけど、お父さんは〇〇(息子)に条件悪いなか何でもいいから無理矢理仕事しろ、と言ってたわけじゃないのよ。〇〇(息子)が今後のことについてどう考えているのか知りたかったの。お母さんだって〇〇(息子)の考えを知りたいと思っているよ。その上で応援したいし何か出来ることがあれば協力したいと考えているのよ。それはあたりまえのことでしょ?」
息子、うんうんとうなずいてました。
母「お父さんもお母さんも心配してるの。どんなふうに考えてるの?」
息子「アルバイト探そうと思ってます」
母「そっか、わかった。じゃあまたどうなったか教えてね」
息子「はい」
それからすぐに面接に行き出しました。
ですが決まる様子がありません。
面接に行くことが免罪符になっているようにも感じられました。
動きが止まりそうになる前にタイミングをみて、今度は主人の前で私が息子に話しをしました。
母「アルバイトはどお?」
息子「まだ」
母「そっか」
息子「沢山の人が面接に来てるから、採用難しいと言われた」
母「そうだよね、こうゆう時期だもんね」
息子「うん」
母「でも、〇〇(息子)を必要としているところは必ずあると思う。大変かもしれないけど応援してるから」
息子「うん」
母「今月中に決まらない場合は、ハローワークに行こうか」
息子、黙っています。
母「1人で探すの難しかったら、手伝うよ」
息子「ありがとう。ハローワークは前に行ったし、とりあえずアルバイトで探したいと思ってるから」
母「うん、わかった」
翌日、私もアルバイト募集を検索して息子にプリントを渡しました。
母「やりたい職種と違うのかもしれないけど、お母さんも探してみたからみてみて」
息子「うん、ありがとう」
そうするとまた、派遣登録をして派遣のアルバイトをしながら、毎日定期的に通うアルバイトを探すことにしたようでした。
息子から私に進捗報告のLINEも入るようになりました。
「来てくださいと言われたけど場所が遠くて断った」
「2次面接までいったよ!」とか
「ダメだった」とか。
上手く行かないとさすがに落ち込むようで、派遣のアルバイトにも行かない日が続くこともありました。
落ち込むのは無理もないのですが、だからといってそのままではいけませんので、また息子と話すことにしました。
派遣のアルバイトもいいのですが、その都度の連絡が必要で継続的なことを考えると定期的に通うアルバイトにした方が望ましいのは、
息子本人もわかっているようです。
ハローワークには行かないということでしたので、主人と相談し
「地域若者サポートステーション」の話しをすることにしました。
「地域若者サポートステーション」は通称「サポステ」といい、厚生労働省管轄の国の機関だそうです。
以前に調べて、折を見て必要なら息子に話してみようと、
主人が電話で問い合わせをさせていただき、相談方法を伺っていました。
主人が息子を呼んで話すことにしました。
父「確認になるけどアルバイトの状況はどうだ?」
息子「この前、申し込んだところが不採用で」
父「そうか。まぁ仕方ない。切り替えて行こう」
息子「はい」
父「お父さんも調べてみたんだけど、若者サポートステーションという国の機関がある。仕事に就きたい若者の相談にのってくれるところで、必要に応じて講座や研修に参加できたり、面接の仕方を教えてくれたりするところだそうだ。こういった機関に行ってみるのもいいんじゃないかと考えたんだけど、〇〇(息子)はどうだ?」
息子「そこまでの気力はないです」
そう言うと、そそくさと部屋に入って行きました。
主人は
「話し方まずかったかな」と残念そうでした。
でも、ぜんぜんそんなことはなく、
この件について私からまた改めて話せる機会ができたということなので、
翌日、息子と話すことにしました。
仕事から早めに帰宅し、資料をテーブルの上に置き息子を呼びました。
母「昨日、お父さんが教えてくれたサポートステーションの資料だよ。ここは国の機関で、働きたい若者をサポートしてくれるんだって。
仕事を紹介してくれるところとはまた違うみたいなんだよ」
息子「うん」
母「〇〇(息子)が気力がないって言ってたけど、そうゆう気力がなくなっていると感じてる人がどうしたら働けるか相談できるところなんだって」
息子「うん」
母「〇〇(息子)は、高校を卒業して大学は中退してるけど、そんなことは珍しいことじゃない。専門学校を卒業して、企業に就職し、何の問題もない。企業を退職して気力が薄れても、そこから更にステップアップする方法としてそうゆう機関があって、相談したり利用することができるんだってことを情報として知っておいて欲しいってことなの」
息子「わかった」
母「うちは今3人で暮らしているけど、大人が3人で生活するのには、大人3人がそれぞれ働らく必要があるの。生活費以外にも、節約のしようのない税金や保険料がかかる。今は、大人3人の生活を2人で支えてるから当然苦しいし、こんなことは続けられない。それはわかる?」
息子「わかります」
母「お母さんは、お父さんと〇〇(息子)とささやかでもこの家で一緒に生活していきたいと思っているの。〇〇(息子)はどう考えているの?」
息子「どうも考えてないよ」
母「じゃあ考えてみて」
息子「働らこう、って思っているよ」
母「うん、わかった。お母さんも〇〇(息子)の力になりたいと思っているから、困ったことがあったら言いなさい」
息子「うん、わかった」
それから息子は、
1日おきのペースで何ヶ所か面接に行きました。
そうしていると、私のところにやって来て報告してくれました。
息子「アルバイト決まったから、明日からそこに行くね」
母「わかった。明日からね。お父さんにも報告しなさい」
息子「わかった」
ということで、主人が帰宅すると息子を呼んで促しました。
息子「アルバイト決まりました。明日から行きます」
父「そうか、やってみなさい。困ったことがあったら相談しなさい」
息子「ありがとう」
翌日から、1日おきに、
翌週から毎日通うようになりました。
すぐに諦めてしまったり、気力がなくなったり、再起動に時間がかかったりする息子ですが、そこからまた立ち上がり少しづつ歩いています。
また次の目標も見出せるのではないかなと考えています。
いろいろあっても、息子の力を信じて根気よく。
親である私達は敵ではなく味方なんだよ、って気持ちを込めてこれからも応援していきたいと思います。
我が家のベランダから見える富士山です🏔
息子が不登校の当時は、引っ越しをしたくて仕方がありませんでした。
「家の中の空気がよくない、この家がよくない」と感じていました。
今は、こんな景色も見れて日当たりも良くなかなかいいのではないかと思っています♪