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劣等感から向上心が生まれる

年の瀬は何かと忙しいですね。

それにこの状況下です。

 

我が家もマスク置き場の面積を広げました。

ハンドジェルや除菌スプレー、除菌シートなどの除菌グッズも並べています。

 

マスク用のアロマスプレーが好評で息子も「これいいねー」と毎朝、出かける前にマスクにシュッと吹きかけています。

 

クリスマスプレゼント用にマスクチャームを手作りして、娘にも送りました。

 

 

感染予防に努めて、少しでも気持ちがプラスになるよう工夫して過ごしたいと思います。

 

 

さて、

「劣等感」とか「コンプレックス」という言葉は、よく耳にしたり使ったりしていると思います。

 

 

私は、それまでは深く考えたことがなかったのですが、家庭教育を勉強し心理学にふれ

劣等感とコンプレックス

更に「劣等コンプレックス」について知りました。

 

劣等感とコンプレックスはイコールだと思っていたのですが、ちょっと違うということです。

(諸説あるようですが)

 

 

今回は私が学び勇気づけられた

アドラー心理学の

「劣等感と劣等コンプレクス」について記事にしてみたいと思います。

 

 

 

劣等感は、

自分が他者よりも劣っていると感じる感情のことで、

実際は違っていたとしても

「本人がそう感じる」ということだそうです。

 

 

 

劣等コンプレックスとは、

劣等感を言い訳にして人生の課題から逃げ出すこと。

問題を人のせいにして、努力を放棄し、課題から逃げることだということです。

 

劣等感から「どうせ自分はダメなんだ」という気持ちになり、自分の課題に向き合わなくなることです。

 

劣等コンプレックスにおちいると、ネガティブな発言が増え、攻撃的になったり、また、劣等感の裏返しで自慢をしたり。

 

おのずと、まわりから人がいなくなってしまいます。

 

 

劣等感は所属感の欠如から生じるそうです。

 

悲しさ、辛さ、怒り、自己嫌悪。

 

自分だけが違う、という気持ちから発生するのだということです。

 

そういった劣等感は誰にでもある感情で、劣等感をもつことは悪いことではなく、劣等コンプレックスにならないように気をつけ、

その劣等感をエネルギーにして向上していけばいいということなのです。

 

 

 

我が家に置き換えて考えると、とてもよくあてはまりました。

 

息子は不登校になった中学生の当時は、転校して「自分だけが違う」と感じていたのかもしれません。

 

私自身も、娘やまわりの親戚、お友達と息子を比べていたと思います。

 

劣等コンプレックスにおちいらせてしまい、

その反応は人それぞれですが、息子の場合は不登校にあらわれたのだと思います。

 

 

私自身も、支援をお願いして

最初は先生からのご指導通りに対応していましたが、

どうしてそういった対応をするのかわからないこともありました。

 

理解していないことを実践するのは無理があり上手く対応できないこともありました。

 

わからないまま対応することには違和感を感じました。

 

なぜそういった対応をするのか理解できるようになりたい!

 

わからないことは後からでも質問させていただいたり、

それでもわからず更に自分で調べたりしました。

 

「難しいけどわからないままは嫌だ」

 

そう思う気持ちが私の原動力になったと思います。

 

 

劣等感を変えられるのは「勇気づけ」であり、「勇気づけ」は原動力になります。

 

 

何が「勇気づけ」になり、何が原動力になるのかは、人によって違います。

 

 

「嫌だ」という気持ちが原動力となり、バネにもなり、他の道へ進んで行く力になる場合もあります。

 

 

そこからまた新たな目標が見つけられるんじゃないかなと思っています。

 

 

励まされて育った子は家庭に対して帰属意識を持ち、深刻な劣等感は抱かないのだそうです。

 

「ここにいていいんだ!」という共同体感覚です

 

 

同じ対応をしても、その受け取り方で、勇気づけになる場合、ならない場合があります。

 

 

子育てをする上で、その子にとって

どんな言葉や態度が「勇気づけ」になるのか、よく考えて対応していきたいですね。

 

 

いつもと違う年末で皆さま本当に大変だと思いますが、

勇気づけになるような言葉かけを意識して、

勇気挫きにならないように気をつけて過ごしていきましょう!

先日、娘からカニが届きました🦀

年末年始、帰れたら帰って来るそうです。

皆んなで食べるのを楽しみにしたいと思います(*^^*)