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応用行動分析を毎日の生活に

先日、家族の用事があり娘と待ち合わせをしました。

3人で食べてね〜」とバレンタインのお菓子をもらいました。

 

娘の気持ちは愛おしいく嬉しいです。

 

 

 

近年は贈り物を控える傾向のようで私の周りでもチョコレートを贈る風習は年々減ってきているように見うけられます。

今年はコロナ禍ということもあり皆さん控えられてるような様子でした。

 

でもバレンタイン当日、女子社員の方から

「お疲れ様です、いつもありがとうございます」といただきました

残業も気持ち良く出来ちゃいました(^^)

 

思いやりってパワーになりますね。

 

 

さて息子のことですが、

先日、アルバイトに行くと言って出て行きすぐに帰って来ました。

 

「電車が止まっちゃったんだけど車で送ってもらえないかな?」

 

「電車が止まってるから遅れますって連絡すればそれですむことだけど、みんなに迷惑かけたくないから、もしできたらでいいんだけど。忙しかったら無理しないでいいよ」

 

ということでした。

 

私は休みで家にいましたので「いいよ」と車で送りました。

 

 

目的地に着くと

「ありがとう!助かりました」と言って颯爽と車を降りました。

 

 

家に着いて携帯を見ると息子から

「ありがとうございました」とLINEが入っていました。

 

 

息子が、困った時にきちんとお願いが出来て、ちゃんとお礼も言えることが嬉しかったです。

 「みんなに迷惑かけたくない」と気遣う気持ちも嬉しかったですね。

 「共感力がついてきている~」と感じました。

 

 

共感力とは、相手がどう思うか想像して寄り添える力です。

共感力は本人が本来持っている力でもあるそうなのですが、毎日の生活の中で育むことが出来る力なのだそうです。

 

 

息子が、周りの方々に迷惑をかけたくないと思って「送ってください」と私にお願いしてきたのは

前向きな自発的な行動です。

 

 

以前にも記事にさせていただいたオペラント条件づけを思い出していただけると嬉しいです。

   ⇩

オペラント条件づけ

 

 

好ましい行動には行動パターンの正の強化を与えます。

 

この場合、

「ニッコリ笑って車で送ってあげる」を正の強化としました。

 

好ましい行動の頻度を上げて行きます。

 

 

そんな些細なことと思われるかもしれませんが、毎日の小さな対応の積み重ねが大切なのだと感じています。

 

 

私自身の経験を振り返っても間違った判断をしていたこともありました。

 

オペラント行動のあとに与える刺激のことです。

 

ついつい親の気持ちを込めてしまったり、勝手に合理的に考えてしまい、息子の立場に立っているようで違っていたことがありました。

そして、そういったことに気がつかなかったのです。

 

 

FHEの支援を受けて息子に合う刺激の与え方をご指導いただきました。

 

「相手(息子)がどう感じ、どう思い、どうするかを考える」ことの大切さを教えていただき、

無意識で行っていたことを意識するようになりました。

 

 

良かれと思って行ったことが違う方向へ進んでしまった、という経験ありませんか?

 

私は今でも時々あるのですが(つい先日も^^;)そんな時は

「共感力が足りなかったなー」と思い反省します。

 

でも、間違えたと気づいたらやり直したり、次回にいかせばいいのだと思います。

へこみますが、気がつかないでいるよりはずっといいなと思うのです。

 

もちろん、早く気づいて幼少期から家庭内での対応を実践するに越したことはありませんが、

共感力を育てるのに遅すぎるということはないそうです。

  

 

応用行動分析は日常の中に使う場面がたくさんあります。

 

毎日の生活に取り入れいけたらいいですね。

来週、応用行動分析のセミナーが開催されます!

   ⇩

 家庭教育オンラインセミナー

 

 まだ締め切り間に合うようですので、ご興味がありましたらチェックしてみてくださいね。