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ラブタスクは難しい

今年も後わずかになりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今年のクリスマス、私はお仕事でしたがケーキ屋さんに閉店ギリギリで滑り込みケーキを受け取り、

休みだった主人がチキンを調達してくれまして、

帰宅して急いで夕飯の準備をしていますと、息子も帰ってきて手伝ってくれました。

 

娘からはクリスマスリースと、年末年始に一緒に食べる海産物やお菓子、果物が届きました🍎

義母からは手編みの手袋をいただきました🧶✨

 

久しぶりにお友達ともクリスマス会が出来ました🎄

美味しいお食事にプレゼント交換と🎁

 

あわただしい毎日ですが心があたたまることがたくさんあり、本当にありがたく嬉しく感じています。

 

 

ただ息子はちょっと、ここのところ元気がなかったのです。 

どうも新たな課題があったようで、乗り越えるのが大変そうでした。

これも行動しているからこそであり、人生はその連続なのですので、乗り越えるのをそっと見守っていました。

 

そして

課題に直面したらどうしたらいいのか。。。

 

息子の様子を見ていて、以前、記事にしたことを思い出しましたので、ちょっと抜粋してみます。



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人生のタスク



アドラー心理学でいうと、
人が社会の中で生きていうえで必要な対人関係を『人生のタスク』とし、それは3つのタスク(課題)に分類されます。


「仕事のタスク」(ワークタスク)難易度低

仕事上の人間関係で1番難易度の低いタスクです。
仕事、家事、育児、学業。


生きていく上で多くの人が何かしら仕事をし生活していきますが、対人関係で考えると、仕事が終われば関わりはなくなります。

オンオフの切り替えさえしっかりとしておけばいいわけですし、どうしても合わなければ辞めることで関係を断つことができます。

 

難易度は低いのですが、この課題を解決することができないと他の課題を解決することは更に困難となりますので、重要な課題だと感じています。


「交友のタスク」(フレンドシップタスク)難易度中

 

仕事のタスクより広い意味での交友関係、個人的な友達関係です。

 

お友達は仕事や学校、サークルや趣味などを通じてできますが、いつかそのきっかけや枠を超え交流は発展していく、という点で、仕事のタスクよりも難しくなると思います。

 

それは広さよりも深さ、距離感が大切ということにも納得しました。



「愛のタスク」(ラブタスク)難易度高

 

 

恋人、夫婦、親子、兄弟姉妹との関係です。

 

愛のタスクは2段階になるそうです。

 

1段階は恋人、夫婦で、別れることが可能な関係。

 

2段階は親子、兄弟姉妹。血縁関係です。

 

その中でも、親子関係が1番難易度が高いとされています。

 

それは、交友のタスクよりも深く近く複雑となります。

 

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行動し成長している限り、課題はつきものですね。

 

人生のタスクは放置せずに向き合い乗り越えていくことが大切だと学びました。

 

向き合う為に必要なことは「勇気」です。

 

勇気を出すのは大変です。

何もしなければ傷つかなくてすみますものね。

ですが、そういった思考に陥らないことが大切なのだと思います。

 

では、勇気を出す為に必要なこととはなんでしょう。

 

このことについても以前、書かせていただきました。

 

 

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 共同体感覚

 

共同体とは、取り巻く社会。

(学校やクラス、部活、サークル、会社、自治会、保護者会、習い事、友達グループ、などなど)だけでなく、

国家、世界、地球、過去から未来と無限大なのだそうです。

 

1番小さな共同体はあなたと私、2人いれば共同体で、母親は子どもにとって最初の仲間となります。


共同体はいくつもあり、ある共同体の中でとてつもない困難にぶつかった時や出口が見えなくなった時には、他のより大きな共同体の声を聴くことが大切です。

 

「ここにいていいんだ」と感じられなくなると、より小さな共同体へ逃げ込んでしまう恐れがあるということです。

目の前の小さな共同体に固執せずに、他の共同体へ、もっと他の共同体は必ずあるということを伝えていくことが大切なのだと思います。

例えば、執拗ないじめを受けてしまった時、失恋した時など、この考えにたどり着くと着かないとでは大きく違うと思います。

そして乗り越えたその先には、
もっと楽しく、もっと自由に生きていける未来が待っているような気がします。


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息子の今回の課題は難易度の高い「愛のタスク」でした。

「勇気」のために必要なのは「自分には価値がある」と思えること。

自分の価値を感じるのは、自分が誰かの役に立てていると感じられること。

 

毎日の生活のなかで

「ありがとう」

「あなたが大切だよ」「ここにいていいんだよ」と伝えていくこと。

「私たちは仲間なんだよ」「1人じゃないよ」と伝えて行くこと。

 

なんといっても娘と息子の最初の仲間は私です。

もう大人ですが、娘と息子が窮地に立たされてどうにもならなくなった時は、

それに気づいてこれからも必ず助け支えていきたいと改めて思いました。

今年もオンライン親の会でたくさんの皆さまとお話しさせていただき、

また、少人数ですが対面でのお話もなんとかさせていただくこともできました。

 

皆様のお話を伺い、改めて考えたり勉強したりすることがたくさんありました。

 

 

学んだ家庭教育をお伝えすることで、そこからまた学びがあると実感することが多くありました。

 

本当にありがとうございました✨

 

勇気を持たせてあげるために学んだことのなかに「家族会議法」があります。

 

「家族会議」はタイミングが大切だと教えていただきました。

 

日々の生活の中での対応と、ここぞというタイミングで行う「家族会議」で、

課題を乗り越えて行きましょう!