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課題について話し合える環境作りを

2学期スタートしもうシルバーウィークですね。

夏休み、いかがお過ごしでしたか?

 

我が家は、

息子と私は休みがほとんどありませんでしたが、それでもどこかに出かけたいと思い主人と近場に出かけました。

 

用事があり早めに夏休みを取って日本を離れていた娘も、無事に帰国しました。

 娘が日本を発つ前に主人が「どうしても会いたい」と言いますので娘に伝えますと

「え〜、何で?」と言いながらも少しだけですが時間を作ってくれました。

 

主人は「元気で安心した!顔見たらわかる」と言っていました。

 

 

 

息子はまたダブルワークをしていて、とっても忙しそうです。

 

少し前のことですが、

zoomのやり方教えてー!面接に必要だから」とやって来ましたので教えてあげましたら、

「ありがと〜!」と、とても感謝されました。

 

私の会社はteamsを使っています。

zoomは親の会やセミナーで機会があり使い方を知っていたので、すぐに教えてあげることが出来て良かったなと思いました。

さて、我が家は不登校支援を受け「家族会議法」のご指導をいただき節目節目に繰り返し対応して来ました。

 

継続登校中は、進路決めや塾の導入、進級や続けてお休みがあった時など。

 

息子が課題を前にした時、息子にとって乗り越えるのが困難だと感じた際に家族会議で話し合い息子の中にある答えを導き出す手助けをしてきました。

 

家族会議についても過去に記事にしています。

ご興味ありましたら読んでみてくださいね。

 

  ⇩

 家族会議

 

実は私は、最初この「家族会議」が苦手でした。

「話し合わなければならない課題が多い家庭」だとネガティブに捉えていたのです。

 

でも、積み重ねていく中で徐々に

「課題について話し合うことができる家庭」なのだと考えが変わりました。

 

息子に、

自分のことを自分で考えさせてあげることで、実行能力がついていくことを実感できたからだと思います。

 

すぐに変わるということではありませんでしたが、ゆっくりですが徐々に成長していく手ごたえを感じました。

 

 

話し合いが上手くいかない時もありました。

そんな時は残念な気持ちになり何がいけなかったのか悩んだりもしました。

 

でも親も完璧ではありません。

 

当時、主人は単身赴任をしていましたので、家族会議の為に赴任先から半日以上かけて何度も駆けつけて来てくれてました。

 

今振り返ると、それだけでも充分なことだったと思います。

 

 

それに、そもそも課題についてネガティブな気持ちになっている子を話し合いの場に呼び出し、向き合い、話し合い、ポジティブな気持ちにさせてあげることは、そう簡単なことではないと感じています。

 

 

支援をはじめられてこれから進路決めの時期に入られ、家族会議を開催される機会をもたれるご家庭も多いかと思います。

 

最初は上手くいかないと感じられるかも知れません。

相手が話し合いを避けたいと思っていることを話し合うのですから、

家族会議の場を設けお子さんを席に座らせてあげられたら成功だと思われていいと思います。

 

話し合いを避けたいと思っている事柄は、本当は向き合うことが必要な大切なことです。

避けて通ることは一時的には問題をクリア出来たかのように感じますが、それは本当に解決できているわけではなく、

先延ばしにすることで返って問題を大きくしてしまうことに気付かせてあげないといけないと思います。

 

家族会議は親の願いをかなえる場ではないことを意識し、

本人の話しを聴き、本人がどんな道に進みたいか考えさせてあげ、気持ちを引き出し、そして応援し勇気づけてあげられる場にしていっていただけたらと思います。

 

 

家族会議を積み重ねて来た今、課題について話し合える家族になれたと感じています。

 

 

息子にどうかと、お仕事のお話しをいただく機会もありました。

働くのは本人なので息子の気持ちと合えばいいのですが、確認しましたらやはり難しいということでしたので、

もったいないなーと思いながらお断りしました。

 

ただ、お話しいただけたことがとっても嬉しかったです。

お声をかけていただくことって、こんなに人の心を満たす力があるんだなと実感しました。

(息子もそう感じてくれてるといいなぁ)

そして、

優しい言葉や行動で人は幸せな気持ちになれ、

逆に冷たい言葉や行動は人を傷つけます。

当たり前のことですが、当たり前のことが出来ているのかを改めて自分自身に問う機会にもなりました。

 

 

 

そんなことで就職には至っていませんが、ダブルワークがある日は1日に2回家を出て、12回帰宅するのですから、

部屋から出られなかった日々のことを思うとずいぶんと元気に過ごすことができているなと感じています。

 

 

いつか息子が父親になった時、きっと息子も課題について話し合える家庭を築いてくれるのではないかなぁ、

そんな日が来ると良いなぁ、と思います。

 

 

 

この連休は親族の法事があり、娘も帰省して来るそうです。

何か話したいことがあるのかなとちょっと考えています。

久しぶりに家族が揃うことが出来そうです。

 

 

 

皆様も夏の疲れが出る頃ではないかと思います。

不安定なお天気も続いていますので、お体に気をつけてお過ごしくださいね。