憧れと尊敬

先日は、「セミナー&懇親会」

ご開催いただきありがとうございました。

その後の「第8回 全国FHEオンライン親の会」も

お忙しいなか貴重なお時間をいただき感謝申し上げます<m(__)m>

 

また参加された皆様にも、久しぶりにお会いできる方もいらして、とても嬉しかったです

 

感想など、後日改めて記事にさせていただきたいと思います。

 

 

さて、今日は

不登校とはちょっと違う話題ですが、私が元気を出したい時に勇気を与えていただいている方についてお話ししたいと思います。

 

最近は、Instagramやブログ、Twitterでもファッションや毎日の生活を公開されていらっしゃる柏木由紀子さん

 

この度発売された

「ファッションクローゼット」を購入しました!

 

全て由紀子さんの私物で

ファッションコーディネートやご自宅を公開されています。

 

本当に奇跡の75✨✨

 

憧れのおしゃれ番長です。

 

 

その際に思い出し、著書も購入しました。

 

 

 

日航ジャンボ機墜落事故があった1985年の夏、私は社会人1年目でした。

同じ年の秋に母が病気で亡くなりました。

 

最愛の母を亡くし、気力を失い体調も崩してしまい、会社の方々のご厚意でその年は会社を休ませていただきました。

こんな深刻な母の病状になんでもっと早く気が付いてあげられなかったのか、もっともっと出来ることがあったのではないか。

何のために生きているのかもわからなくなり、母に会いたい、母のところへ行きたいと思いつめていました。

 

何とか復帰して、周りの皆様に支えていただき少しずつ回復することができました。

 

それから少したった時、たまたま手にした本が

柏木由紀子さんの

「上を向いてあるこう」でした。

 

 

「上を向いてあるこう」は1986年に発行されていますので、まだ事故の翌年で、

それまでの幸せにあふれた生活から一変してしまった、当時まだ30代でおられた由紀子さんのお気持ちも計り知れず、

今読み返してもいたたまれない気持ちになります。

あり得ないような事故に遇われて、その後の出来事を考えても、ご心労は到底想像もつきません。

 

でも、お仕事とファッションをきっかけに立ち上がっていかれようとする姿に心をうたれました。

 

前に進まないといけないことは頭ではわかっていても、実際にはそうはなかなかいきません。

当時の私は周りの方から「元気でいることをお母さんも願っているんだから、元気になってね」と言われると、

「そんなことはわかっているけど、だからって実際には元気になれないんだから仕方ないじゃない」と

ますます悲しくなりました。

 

そんな私でしたが、この本を読んで大変勇気づけられ「これから頑張ろう」と思わせていただきました。

 

 

そして今回

「星を見上げて、歩き続けて」も購入し読ませていただきました。

 

こちらは、2021年の著書で事故からその後の日々を綴られていらっしゃいます。

2人のお嬢様を育てあげられて、子育てのご苦労もきっとご主人様にも相談したかったでしょうし、成長の喜びを分かち合いたかったことと思うと胸が痛みます。

 

そして、お子さん達とコンサートをされたり、ご主人である坂本九さんの功績を伝える活動をされたりと行動される姿に

胸をうたれました。

 

そして今、ご家族やお友達、スタッフの方々を大切にされ、キラキラ輝いていらっしゃる姿を

ご主人様は誇らしく見守られているのではないかと思います。

 

どんなに辛いことがあっても、悲しみが消えることはなくても、痛みを一生背負いながら、

今を素敵に生きていくという生き方、心から尊敬しています。

 

今回、読み返し、私も見習いながら、これからを生きていきたいなと思います。

 

8/8() 徹子の部屋にご出演されているそうです。

とても楽しみにしています。