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セミナーと懇親会に参加させていただきました

2学期がはじまりますね。

夏休みはいかがお過ごしでしたか?

 

我が家は、私の父の引っ越し関係の手続をしたり、娘と息子も来て荷物の整理を手伝ってくれたり、みんなで一緒に食事にでかけたり

楽しく過ごすことが出来ました。

 

ちょっと苦労したのが病院のことでした。

 

父は今まで通院していた病院の先生や設備をとても信頼していたそうで、そのような病院に診ていただきたいという強い希望がありました。

「そんなに素晴らしい病院ならば、送迎するので遠くてもそのまま通院することもありだと思うよ」と伝え、

そのうえで、我が家の近くでもあちこち病院見学をすることにしました。

そして、父が「ここなら」と思える病院に巡り合えホッとしたところです。

 

さて、730日(日)に、家庭教育推進協会主催のセミナーと懇親会に参加させていただきました。

感想を交えながら少し振り返ってみたいと思います。

 

セミナー

『今日から実践できるルールの決め方(スマホ・生活習慣編)

 

家庭教育推進協会のA先生が「役に立つルール決めのコツ」について教えてくださいました。

 

「家庭内のルール」と言っても、そのご家庭、その子の年齢、家族構成によって様々だと思いますが、

家庭内ルールはお互いが気持ちよく生活するためのもので、

それは「家族会議」で決めて行きましょう、ということでした。

 

また、「家族会議」で話し合うテーマとしては「うやむやにしてはいけない大切なこと」だと教えてくださり、

とてもわかりやすかったです。

 

では、どういうふうにルールを設定していけばいいのでしょう?

 

 

ルール設定のポイントは

 

★ルールは単純明快なものにする。

 

★子どもがルールを守れるか?また、親が守らせることが出来るルールであること。

 (親が守らせることができないと、子は「ルールは守らなくてもいいもの」と誤学習するおそれがありますので

  注意が必要です)

 

★子どもの要望を可能なかぎり入れるようにする。

 

★ルールを子も親も納得している。

 

 

ルール設定の方法と手段は「家族会議」で

 

「家族会議」開催にあたってのステップ

 

 ①現状のアセスメント(分析)

 

・家族会議が必要な案件なのか

・親のパワーバランス→家族会議開催するにあたり家族構造が整っているか

・現在の家庭環境の把握→家族会議ができる状況なのか

 

②現状の対策と具体的な内容(事前打ち合わせ)

 

・夫婦の意見は一致しているか

・子どもの希望、要望を想定する

・進行役の設定

・シナリオ作成

 

家族会議本番

 

・冷静に、感情的にならない

シナリオ通りにいかないこともあると想定しておく

・話がまとまらない場合は中途半端なかたちで終わらせないで次回とする(猶予を与えて次回に繋げる)

・記録を残す

 

 

 ④家族会議後の対応

 

・結果だけにとらわれず、途中経過もみていく→微調整の必要性(調整が必要な場合、次の家族会議で調整する)

 

 

 

今回は、スマホや生活習慣についてのお話しでしたが、「家族会議法」は、子どもが成長し大人になっても、

ずっと使える手法だと感じています。

 

我が家も、FHEで支援を受けて家族会議法をご指導いただき、家族会議法でピンチを乗り切って来ました。

そして、親族のことや、冠婚葬祭についても家族会議で決めるように意識するようになりました。

何事もそうなのですが、勝手に決めたり進めたりするから問題になるもので、あらかじめお互いに話し合っておけばのちに

「聞いてなかった、知らなかった、そうだったの?」などという行き違いを最小限に抑えることができると感じています。

 

また、事前準備やシナリオ作りは大変ですし手間がかかりますが、割愛してしまうと、

その時は楽でも後から後悔するという事態にもなりかねません。

 

お子さんが低学年のうちから、生活習慣のルール決めを家族会議で行うことで、「家族会議」が家庭内で習慣になることが

とても大切なのだなぁと感じました。

 

いつか、子が社会に出た時、お互いがお互いを尊重する人間関係を築けるようになっていけると思い、

そしてまた、いつか子が親になったとき自然と家族会議を開催するようになるのではないかな、

改めてそんなことを感じました。

 

 

懇親会

 

セミナー後は、懇親会に参加させていただきました。

今回、私は2つのグループでお話しさせていただきました。

 

 

思春期対応をされておられると、特に男子は会話が少ないことも多いようです。

我が家もそうでした。

でも今は、あの頃とは大違いで親子の会話を楽しんでいます。

お子さんを信じて日々の対応を積み重ねていただけたらと思います。

 

 

家族会議を開催する場合、支援機関の支援を受けられていらっしゃるご家庭は、是非、先生にご指導いただいてくださいね。

失敗して学ぶことも必要だと思いますが、成功率を上げるのならば、シナリオをご自身で作成しそれを先生に添削していただく方法が良いのではないかと思います。

それでも上手く行かない場合もありましたが、そんな場合は根気よくまた次回に持ち越し立て直します。

 

また、ブログのご感想もたくさんいただきありがとうございます。

とても勉強になりました!

丁寧に読んでくださっているのがお話しから伝わって来て、続けてきて良かったと心から思いました。

 

気付かれたこと、ご不明な点でも何でも率直なご意見、ご感想がありましたら

遠慮なくおっしゃってくださいね。

 

 

今回もお忙しいなか学びの機会を作ってくださいました先生方、ご一緒くださいました皆様、貴重なひと時を

ありがとうございました。

ルールについて、家族会議のありかた、話し合うことについて、事前準備、記録することの大切さなど、

改めて考え直す良い機会になりました<m(__)m>

 

 

次回イベントの開催予定もアップしてくださってますので、ご案内致します。

  ⇩

2023101

『お話会&懇親会&相談士ミーティング』

まだ当分暑さが続きそうですが、お体にお気をつけてお過ごしください。