9月に入っても暑い日が続いていましたが、皆様お変わりないでしょうか。
お陰さまで父もどんどん元気になり、先日は敬老の日のお祝いに息子を呼んでお寿司パーティーをしました。
父の話題は昭和歌謡・世界情勢・世界遺産や歴史などなどでしたが、息子が話し相手になってくれてとても楽しそうでした。
7月30日㈯に、全国FHEオンライン親の会を開催させていただきました!
ファーストホームエデュケーション(FHE)代表の藤本先生、
家庭教育推進協会から事務局長のS先生、A先生をお迎えし、今回も沢山の皆様が参加してくださいました。
遅くなってしまいましたが、感想を交えて振り返ってみたいと思います。
今回も少し難しい内容でした。
ご参加された方は、一緒に思い返していただけると嬉しいです。
今回は、『家庭教育セミナー&懇親会』の後に行うという今までと違う形式でした。
限られたお時間でしたので、お世話役の方々と事前打ち合わせをして、どんなふうに進めたらいいのか話し合い、
事前に先生への質問事項を募らせていただき、あらたじめ先生にお伝えし、当日の第一部で、皆様からいただいたご質問事項について
お話しをいただくことにしました。
そして、第二部はグループセッションとし、お時間と人数の関係から関西と関東の2グループにわけさせていただきました。
第1部 全体会
高校卒業後の対応
FHEの不登校支援は、学校に行きたくても行けない子に、支援機関の力をお借りして両親も一丸となり
家庭内対応を学びながら実践し復学へと導いて行きます。
目指すのは子どもの自立で、その為に子どもが望む所属先である学校の力をお借りします。
今回は、その「所属先」を失いかけてしまいそうな時、
また「所属先」がなくなったらどうしたらいいのか?といったことを伺いたいことを事前にお伝えし、
『高校卒業後の対応』というテーマに沿って、藤本先生にお話しいただきました。
前回行われた『第7回 全国FHEオンライン親の会』で、
親子の問題所有は成長に合わせて変化させていく必要があるとお話ししていただきました。
私達は
「子どもが穴に落ちないようするのではなく、穴に落ちても這い上がることができるよう力をつけてあげる。
そして、その穴がその子にとって這い上がることが困難な深い穴だと判断し必要なら助ける」と
教えていただいています。
そして、問題所有を成長に合わせて変化していくのですが、前回の親の会でも教えていただいた問題所有の捉え方のポイントで、
ご自身のお子さんがどの段階にあたるのかを分析します。
初参加の方もいらしたので、おさらいしてみますね。
前回教えていただいた捉え方のポイントです。
⇩
★ポイントは3つ
①子どもが自分の問題と捉え解決すること
②子どもの問題ですが親のプロンプト(手助け)が必要な問題
③プロンプトフェイディング
この中でお子さんが
②子どもの問題ですが親のプロンプト(手助け)が必要な問題
を抱えていると判断した場合は、
「所属先を探す協力をしてあげましょう」
とお話しくださいました。
お子さんが、大学生、専門学校、浪人生であれば学校や予備校に相談することもできます。
息子が通っていた大学にも事務局に相談室がありました。
「全員が第一志望で入ったわけではありませんので、葛藤を持つ学生も多いです。こうして親御さんが相談してくださることが救済の第一歩になります」と親身になってくださいました。
息子は中退することになりましたが、事務手続きをいつまでにどうしたらいいのか、一番負担が少ない方法等を丁寧に教えてくださり、とてもありがたかったです。
学校に行かないのであれば勤務先を探して所属するようにすることが大切です。
ハローワークなど公的機関に相談するのも手段ですし、勤務先はアルバイトからでも良いということです。
本人の希望を聴きながら一緒に探してあげてもいいです。
所属先を見つけて家族以外の方々と交流していくことが大切、
といったことをお話しくださいました。
そして、プロンプトは徐々に弱め消していきます。
少しずつ弱めていきやがて一人で出来るようにします。
今回は、前回の3つのポイントの捉え方と子どもへの対応の応用編のようなお話しでした。
第2部 グループセッション
皆様が参加申し込み時にご連絡くださる項目に沿って、
ちゃろさんがグループ分けをしてくださいました。
ご参加にあたり、いつも皆様にご協力いただき、
また、ご参加できなくてもお返事に近況報告やあたたかいお言葉をいただきとても嬉しく感じています。
本当にありがとうございます!
関東のグループは初参加の方もいらっしゃいましたので、自己紹介と近況報告、
そして皆様に伺ってみたいことなどをお話しいただきました。
家庭教育を学びながら、家庭内対応を毎日の生活の中で実践していくのは
頭の中で想像しているより、難しいことかもしれません。
わからないことがありましたら、どんどん現場の先生に伺ってみてくださいね。
私も支援中は、先生にとにかく質問していました。
お忙しい先生ですので時間は1分1秒でも勿体ないという気持ちで「次回はこのことを伺ってみよう」と事前にメモしていたことを思い出します。
お互いがお互いを尊重し、助けたり助けられたりし、支え合うのが仲間であること、それが共同体感覚であることも
教えていただきました。
解散(^^)/
いつも貴重な機会を作ってくださる先生方、
お忙しいなかご参加くださった皆様、ありがとうございました<m(__)m>
今回の会はいかがでしたでしょうか?
いつもとちょっと違う感じでしたので、ご意見・ご感想・ご質問など
ご連絡いただけると嬉しいです。
それから、お世話役の皆様もお疲れさまでした!
いつもお忙しいなか事前打ち合わせ、反省会もしてくださり感謝です。
家族会議と同じで、やっぱり事前打ち合わせと事後の反省会は大事だなぁ、と改めて感じました(*^^*)
次回また皆様にお会いできるのを楽しみにしています✨