『第9回 全国FHEオンライン親の会』ご報告と感想です

先日開催されました「お話し会&懇親会」では、ご一緒くださいました皆様、ありがとうございました。

 

いかがでしたでしょうか。

 

 不安や、もやもやしたお気持ちが少しでも軽くなっていますように。

 

翌日、私はレッチリことレッドホットチリペッパーズのLIVEに行って来ました。

レッチリファンは私の周りにほとんど見当たらないのですが、LIVEには熱狂的なファンの方々がいらっしゃってて、

グッズ売り場に並んでいると自然とおしゃべりとなりとても楽しかったです。

レッチリは4人のバンドなのですが、毎曲演奏の前に必ずドラムの前に集まって丁寧に音合わせをします。

 

それがまるで家族会議のようで、私にとってはその様子も見どころです。

さて、2ケ月も前になってしまいましたが

 

324()に、全国FHEオンライン親の会を開催させていただきました!

 

 

ファーストホームエデュケーション(FHE)代表の藤本先生、

家庭教育推進協会から事務局長のS先生、A先生をお迎えし、沢山の皆様が全国からご参加くださいました。

 

 今回、『家庭教育相談士スキルアップ研修&懇親会』の後に行う形式でした。

 

限られたお時間をどんなふうに進めたら良いか、事前にお世話役の方々と話し合い、

やはりFHE親の会」といえば、ケーススタディではないか!ということで、

今回は第1部の全体会で参加者の皆様それぞれのご家庭の近況報告に先生からコメントいただき、最後に質疑応答とさせていただくよう、

先生にお願いしお時間作っていただきました。

 

そして、第2部はグループセッションとし、お時間ある方に引き続きご参加いただきました。

 

 どんなお話しを伺ったか、感想を交えて振り返ってみたいと思います。

 

いくつかポイントだと思ったことを上げてみたいと思いますので、ご参加された方は、一緒に思い返していただけると嬉しいです。

1部 全体会

 

★親子関係について

 

 

 私達は

「問題所有は成長に合わせて変化していく」と教えていただいています。

 

 ここでは、高校生以上の対応についての問題所有の捉え方と実践にあたって心がけることについて、お話しをいただきました。

 

 

 

「母は寄り添う、意思決定は父」

 

家庭内対応はそのお子さん、そのご家庭によって様々ですが

人生の岐路に立った時、進む道を決めるのは「家族会議」が基本です。

 

家族会議は、ご両親がいらっしゃるご家庭では事前に父親と母親が打ち合わせをし意見を合わせ落としどころを決めておきます。

 

父親が家族を招集し、家族会議を開催します。要所要所で家族会議をすることによって、

「話し合うこと」が出来る家庭を作ることができます。

 

父親が社会のルールを教え意思決定に導く、母親は子に寄り添い思いやりを教えるということでした。

 

注意する点としては、家族会議は「親が子をコントロールする場ではなく、話し合いの場である」ということ、母は「両親連合を保ちながら寄り添う」ということです。

 

そして

「本人のモードを加味しましょう」とのことでした。

 

子どもが

どんな気持ちなのか、どんな状況なのか、聴く姿勢があるのか、ないのか。

 

アセスメントですね。

 

 

★アセスメントスキルをアップさせましょう!

 

 

相談士さんにはおさらいになりますが、

アセスメントとは、どのような状況にあるか分析することで、

アセスメントはとても重要なことだと教えていただきますね。

 

表面に現れた言葉や態度にとらわれず、その裏にある「本当の気持ち」を見抜くことが

大切ということです。

 

 

例えばですが、これは我が家でのことですが、息子が不安定だった時は

私も不安定になり

「もうどうでもいいや」と、つい主人に言ってしまったこともありました。

 

主人も仕事が立て込んでいたりした時

「対応するのは無理」と言ったこともありました。

 

これを「本人の意思」と捉えてしまうと違う方向に向かってしまいます。

 

本当にそう思っているわけではなく、精神的ストレスや思い道りにいかないモヤモヤから一時的に出た発言で、

今は、未熟さゆえであったことがよくわかります。

 

本心は、心から息子を心配し、何とかしてあげたいと思っていましたし、

その気持ちが高じて裏返すようなことを言ってしまうことが以前はありました。

 

そんな時は

「本当は誰よりも息子のことを理解していて、息子のことを助ける力を持っている」

「息子を助けられるのは親だけだ」とお互いに伝え合い対応に取り組んだことを思い出しました。

 

 

先生からは最後に

 

高校生からはサービスですから、いつかは返してねと言う気持ちでいていいです。

どれが正しくて、どれが正しくないとかはないです。

親としての義務は充分果たしていますので、頑張っていることに胸を張っていいです。

 

対応した分は後で返ってきます。

 

子育ては何歳になってもどうしても向き合うことになりますが、

向き合うには親もエネルギーが必要です。

 

信頼できる人、愚痴をこぼせる人、そして情報収集の場として、こうした交流の場を活用していって欲しいです。

 

とおっしゃっていただきました!

 

 

2部 グループセッション

 

 

グループセッションでは、

皆さんのご家庭のお話しや第1部の感想、朝の登校前の過ごし方、兄弟姉妹の関係についてなどが話題になりました。

 

 

★朝の登校前の過ごし方


不登校支援を受けると、

朝起こしの声かけから丁寧にご指導いただきます。

なぜそういった対応をするのか、徐々にしていくことなど、それぞれの皆さんがご指導いただいたこと、実践していたことなど教えていただきました。

 

 

★兄弟姉妹の関係

 

 

不登校になったお子さんに兄弟姉妹がいる場合、ほとんど何だかの影響が出る場合が多いです。

一緒に生活していますので、無関心でいられることはごく稀で、

我が家も、不登校の弟をお姉ちゃんが「許せない」と、家庭内がギクシャクしました。

 

兄弟姉妹の関係については、藤本先生がブログで考察記事をアップしてくださってますので、こちらをお読みくださいね。

   ⇩

不登校の子を兄弟(姉妹)で持つ親が知っておくべきこと

 

 

 

解散(^_^)/

 

いつもお時間作ってくださる先生方、

お忙しい中ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

 

オンライン親の会やブログについてのご意見・ご感想はいつでも受け付けております。

忌憚なきご意見お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。

 

次回は、「第10回 全国FHEオンライン親の会」

そして、FHE親の会㏌関東」 対面での会も開催予定です。

 

日程確認中ですので、わかり次第ご連絡いたします。

 少々お待ちくださいね。

 

 

 

では、またお会いできる日を楽しみにしています