『第10回 全国FHEオンライン親の会』ご報告と感想です

夏休み、いかがお過ごしでしょうか?

 

オリンピックも終わりましたね。

特に観ていたのが柔道でした。

いろいろなことがあったようで考えさせられましたが、選手の皆様の涙に胸が熱くなりました。

たくさん泣いて泣いてそれで終わりではない、ということが大事で、

そこからまた更に強くなって進まれていかれるのだと感じました。

 

閉会式には世界的ロックバンド、私も大好きなレッドホットチリペッパーズが登場し、

そしてなんと世界的ラッパーのスヌープドッグとプロデューサーでもあるDr.Dreも現れて嬉しい驚きでした!

同世代の方々の活躍に元気をいただきました。

今からLAが楽しみです

 

 

さてさて先月

 

721()に、全国FHEオンライン親の会を開催させていただきました!

 

 

ファーストホームエデュケーション(FHE)代表の藤本先生、

家庭教育推進協会から事務局長のS先生、A先生をお迎えし、 今までで1番人数は少なかったのですが、

全国から親御さんがご参加くださいました。

 

今回は『家庭教育セミナー&懇親会』の後に行う形式でした。

先生方にはお疲れのところ、更にパワーアップしてご参加くださり感謝の気持ちでいっぱいです。

 

私も普段気になっていることをたくさんお伺いしました。

参加されたお母様方の温かい励ましの言葉も胸に沁みました。

 

感想を交えて振り返ってみたいと思います。

いくつかポイントだと思ったことを少し上げてみたいと思いますので、ご参加された方は、また一緒に思い返していただけると嬉しいです。

 

 

 

★息子の就職について

 

今回は、近況報告は私からスタートさせていただきました。

 

普段「こんなこと伺っていいのかなぁ」と思っていることを思いきって伺ってみました。

 

息子が1人暮らしをして1年になるので、「そろそろ就職につく行動を起こした方がいい」と伝えるために作戦をたてて実行したいと考えていました。

本当は自分で考えて行動して欲しいのですが、なかなか前進しないので、「1年が一区切りだから」と、就職の話を切り出すきっかけにならないかな、と考えていることをお話しました。

 

 

先生からは…

 

まず、1人暮らしをしていて1年とかで区切る必要はないでしょう。

就職のタイミングは、1人暮らしをしている月日で計ることではないですよね。

アルバイトをしていて、足りない時は1DAYのバイトもしていることも考慮してあげていいのでは。

本人も考えてないわけではないでしょう。

本来、就職はせかされてすることではないです。

線の細い子ですから、ギュっとしめつけないことが大切です。

今の仕事は本人のアイデァでやっている。

自分なりに考えて、アルバイトを掛け持ちしたりしていることを認めてあげていいんじゃないかな。

 

 

と、アドバイスいただきました。

 

確かに、先生のおっしゃることが全て腑に落ちました。

つい息子の出来ていないことに目が向いてしまっていました。

 

また、家族会議で対応してきた経験から、対応することでことが進むと考えすぎていたとも思いました。

 

何でもかんでも解決しようとするのではなく、本人に任せることと、手を差し伸べることと

整理していきたいと思います。

 

 

会の終了後、すぐに主人にも報告しました。

 

就職するに越したことはないけれど、今の息子を認めて、たまに帰って来て一緒に食事をしたり、おじいちゃんにも優しく接してくれてることを大切にしようと話しました。

息子が今後どうしていきたいのか考えさせてあげたいと思います。

 

先生や皆様に聴いていただき、お話も共有できて前向きに進む勇気をいただきました。

 

 

 

★課題を乗り越えたと感じていることが大切

 

「不登校支援を受けた子どもたちがどんな気持ちでいるか」という話題にもなりました。

 

子ども達にとって「不登校は終わった話」で、引きずってはいないというお話を伺いました。

 

子ども達は復学して継続登校をしながらもいろんなことを経験していきます。

困難だと思えることがたくさんあって、その課題を乗り越えていくのですが、乗り越えたその先には成長があります。

 

経験から多くのことを学んで次のステージに進んでいると思うと、とっても嬉しく晴れやかな気持ちになりました

 

 

 

★問題が所有者に移っている

 

 

おさらいになりますが、問題所有の原則は問題が起きた時「その問題の所有者は誰か」ということです。.

そして解決すべき人に解決させてあげるようにします。

子どもの問題所有は成長に合わせて変化させていく必要があります。

 

本来、子どもが自身で解決していく問題に親が干渉してしまうと、子どもは自分の問題だと感じられなくなります。

 

ご参加くださった親御さんのお話を伺うと、皆さん問題を上手に整理されていて

親の問題と子の問題を分けて考えていらっしゃると感じました。

 

そしてそれは、私達親がこれから一人の大人として人生を楽しむために必要なことで、それを皆さんが身に付けられていて流石だなぁと感じました。

 

私も見習おうと思います。

 

 

 

★「なんとかなる」と思えること



人生には課題がつきもので、子どもの不登校を乗り越えても次の違うピンチがやってきます。

そんな時に「なんとかなる」と思えることが大切、というお話を先輩お母様がしてくださいました。

 

この「なんとかなる」は、ただ何もしないで楽観的でいるということとはちょっと違っています。

 

私達は支援を受けると「できる努力をし、やるだけのことをやった上で、信じて見守る」と教えていただきますが

「なんとかなる」と思えることは、やれるだけのことをやってきた努力が導くものなのだと感じました。

 

そして、助けを求められる力も大切なのだと思います。

「こうなったらどうしよう」と考えて思考回路をぐるぐるさせてしまうと抜け出せなくなりますが、

誰かに相談できることで、ぐるぐるから抜け出せることもあると実感しました。

 

 

解散(^_^)/

 

あっという間にお時間が来てしまいました。

 

今回も大切なお話をたくさん伺うことが出来て感動しました!

気づかせていただくことがたくさんありました。

 

お忙しい中、お時間作ってくださいました先生方、ありがとうございました。

 

ご一緒いただきました皆様、貴重なお話を共有させていただきありがとうございます。

パワーをいただきました。

何でも話せるお仲間がいることに改めて感謝です✨

 

 

それではまた次回、お会いできる日を楽しみにしています<m(__)m>